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記憶が曖昧なので正確にはよく覚えていないが、昔読んで新聞記事に次のような内容のものがあった。
【ある居酒屋で「暴力団風おことわり」と張り紙をした居酒屋に、ヤクザ風の男が入店した。 バイトの店員が張り紙を指して入店を断ったところ、件の男「私は暴力団ではない」と弁解した。 ところがこのバイト店員「暴力団風でもお断り」と入店を拒否したら殴られたとのこと。】
結局この「暴力団風の男」は、店員に実際に暴力を振るったわけだから警察に逮捕された。
しかし実際に営業している店主に聞くと、このような張り紙は他のお客さんに対する安心感の意味もあり、本物のヤクザに対しては「抑止力」の意味がる。
したがって「暴力団風の男」が来店しても、実際は黙認するのが常だという。
理由は暴力団風おことわりと書くことで他のお客様に安心感を与えることもできる為 営業上書いている方が正しい。 お断りしてお店を壊されたら終わりだから。
「暴力団風の男」に殴られたバイト店員の行動は正しかったのか。
基本的には正しいことをしたのだが、店主としては大人の判断で黙認すべきだった。
では、「暴力団風」を判別する基準は何か。
まさか人相で判別はできない。
昔から入れ墨男はヤクザの紋章と決まっていた。
最近では背中の「唐獅子牡丹」を見せるわけにはいかないので袖からチラ見えする入れ墨が判別基準だろう。
さて、「ハジチ」を伝統文化と考える女性は、サウナではどうなるのだろう。
ちなみに最近ではサウナ施設などで入れ墨、タトゥーが入店禁止になっている。https://m4room.com/reasons-why-tattoos-and-tattoos-are-prohibited
琉球の入れ墨「ハジチ」復興、自らの手で うちなー女性の誇り刻む
かつて禁止令が出され「悪風汚俗」とまで言われた琉球の入れ墨「ハジチ」だが、今の若者が身にまとえば日常風景にも意外と溶け込む。父親が那覇市出身の平敷萌子さん(29)=東京都=はハジチを施すハジチャーとして、東京を中心に活動する。最近は県内からも仕事の依頼があり“逆輸入”で活躍の場を広げる。「自分のルーツ、沖縄につながる形のあるものだと思う。残していきたい」。消滅したとされるハジチを復興させようとの思いを、その手に刻む。
「沖縄っぽい」「ハーフ?」。栃木県宇都宮市で生まれ育った平敷さんは幼い頃からそう言われてきた。なじみの薄い名字や見た目だったのか、自分の意思とは関係なく、むしろ周囲の言動から「うちなーんちゅ」であることを強く意識させられたという。
そんな平敷さんがハジチと出合ったのは多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業し、大学院に通っていた24歳のころだ。「沖縄に関するタトゥーを入れたい」と画像共有サービスを検索してみると、ハジチの画像が出てきた。入り口はありふれたものだったが、自分の存在につながるハジチを「入れたい」との思いが募り、どんどん惹かれていった。
1年ほど過ぎた頃、カルチャー雑誌「STUDIO VOICE」でハジチ特集を見つけると、施術者の名前が記載されていた。それは、民族的な入れ墨「トライバルタトゥー」を手がける大島托さんだった。すぐに店舗を訪ね、右の手首にハジチを入れてもらった。その文様は「いちちぶし(五つ星)」と言われるもので、死後に「極楽に行ける」などの意味が込められている。
直接会ったことはないが、曾祖母もハジチを入れていたという。うちなーぐちしか話せず、キセルをふかしていたと父に教えてもらった。厳しくも、優しかったという曾祖母に憧れる平敷さん。「うちなー女性としてかっこいいと感じた」。初めてのハジチが彫られた右手を誇らしげに見つめた。 (つづく)
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【コメント】
123*****
| 14時間前非表示・報告
沖縄で生まれて20歳まで育ちましたがハジチなんて聞いたことも見たこともありません
この方より私の方が年上なので、祖母の年齢も上もしくは同じぐらいだと思います
亡くなったうちの祖母も親戚も含めまわりで入れている人を見たことはありません
なので入れている人も沖縄全部ではなく一部の地域かと思います
ちなみに私は那覇市です
伝統や文化を伝える事はいいと思いますが、沖縄県民でさえ知らない人が多いので、現代社会ではハジチを入れると確実に浮くし理解されるのは難しいと思います
あと、単純に見た目がコワイと感じました
今の時代におはぐろをしてたら浮くのと同じだと思います
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| 18時間前非表示・報告
今は良いかもしれないけど、結婚して子供が出来たら、学校関係の交流などどうするのか。
ずっと独身でいたとしとも、日常生活において、まず、出来る仕事が限られて来ると思う。接客系も事務系も雇用して貰えないと思うし。
この両手の甲を見たら、10人中10人が、びっくりするでしょう。先祖を思う気持ちはとても大事だと思うけど、現代社会で生きて行くにはマイナス面の方が多いと思います。
シールとかではダメなのでしょうかね。
nuj*****
| 47分前非表示・報告
いつもおもうのだが、ネイルのようになにかしらの油性系塗料などで代用できないものか。なかなか消えないが時間や特定の洗剤でながせるとか、そういうものはないのかね。
いや、タトゥーや刺青は簡単には消すことができない(きれいに消えない)からこそ、覚悟あることだとは思うが、、絶対に飽きる。なにより日本に於いては文化的にも歴史的にも、入れることにたいしての意味や社会通念的にも受け入れにくい。生活する上で困ることも多いしダメだとおもう。沖縄でも連面と続いてきた土着文化なら、本州同じくではなかったかもしれないが、恐らく沖縄で暮らしてきた人たちだって知らないようなこと。これから広めていくのは容易ではないだろう。
刺青をタトゥーと呼び、言葉では“これはファッション”などというが、ファッションではない。自由であっても文化というなら、日本に於いてはどうであったのか、なぜ忌み嫌うのかを知るべきではあるとおもう。
xbc*****
| 17時間前非表示・報告
個人的には一般に見る刺青より格段に不快な紋様だと感じたが、別に本人がやりたくてやっている分には構わないと思う。ただそれをよしと思わず受け入れない人もいることを、自分の権利だとか沖縄の虐げられた文化の復古などと押し付けずにやって欲しい。
そもそも刺青に興味があって探しているうちに沖縄の過去の風習を見つけたとの事だし、大上段に振り上げられる理由が出来て勝手に弾けている様に見えるが、各々勝手にやればいいよね
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