狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

無為無策の翁長知事、危機の最前線で、

2016-06-10 07:10:30 | マスコミ批判

 

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 沖縄お悔やみ情報局

 

 

 

中国海軍のフリゲート艦が尖閣近海を侵犯するという国防上の緊急事態に、本土メディアは号外を出して、安全保障上の危機を国民に訴えた。

 

【号外】【産経新聞号外】尖閣に中国軍艦[PDF]

尖閣を抱える一番の当事者である沖縄の地元紙は、国防上の緊急事態にどのように対応したのか。

昨日の沖縄タイムスは、中国の暴挙に対しては一行も触れず、一面トップを「反米軍基地」関連記事で埋めた。

「中国に脅威」より「米軍脅威」の方が問題といわんばかりだ。

「オール沖縄」の主軸である共産党が「中国に脅威はない」と公言し、「オール沖縄」が支援する参院候補の伊波洋一氏が「脅威を感じるのは米軍であり、中国には親しみを感じる」と、明言している。

「オール沖縄」を支援する沖縄タイムスが米軍基地に憎悪をむき出しにし、中国には親しみを感じても何の不思議もない。

 そこで、本日の沖縄タイムスの一面トップは何か・・・。

■一面トップ

元米兵 再逮捕

殺人と強姦致死容疑

認否保留 遺棄罪で起訴

国防上の危機発生という緊急事態に際し、尖閣の当事者であ沖縄タイムスは、「反米基地」を扇動する記事で、合計五面を埋めるほどの平和ボケを晒している。

「元米兵」の犯した凶悪事件という美味しいネタを名残り惜し気に繰り返し使用している感を否めない。

さすがに「中国海軍の尖閣侵犯」を黙殺するには行かないと思ったのか、一面の左トップで次のように報じている。

中国艦 尖閣接続地域に

初入域 ロシア艦も

海自が確認

                   ☆

» 統幕長「領海入れば相応の対応」 尖閣接続水域航行で

自衛隊の最高責任者が、このような毅然とした発言をしているのに、安全保障では国と対等な立場を主張していた翁長県知事の発言や対応が見えてこない。 紙面を見る限り、米軍基地への憎悪だけである。

筆者は繰り返し、外交を含む国防・安全保障問題は国の専権事項であり、一介の首長が介入すべき問題ではないと述べてきた。 

国防・安全保障問題は高度の知見と経験を要する案件ゆえ、一地域の首長の知見・経験の及ばない領域と考えるからだ。

今回の緊急事態にも、安倍首相はいち早く、関係省庁に対し、不測の事態に備え、緊密に連携して対処するとともに、アメリカなど関係国と緊密に連携を図ること、さらに警戒監視に全力を尽くすことを指示した。

また、国は総理大臣官邸の危機管理センターに「中国海軍艦艇の動向に関する情報連絡室」を設置し、万が一に備えた。

一方、安全保障でも国と対等を主張する翁長知事に対応はどうだったか。

「反米軍基地」の声だけが紙面で踊っているが、沖縄タイムスの「県三役動静 10日」から翁知事の昨日の行動を調べると、こうなっている。

翁長知事⇒「15時30分プロフェッショナル人材戦略活用推進事業における人材戦略マネージャーへの委嘱状公布式」

何処にも「中国海軍の尖閣侵犯」に対する緊張感はない。 なんジャらの公布式に出席など平和ボケも甚だしいではないか。

国とは対等と主張し、日米安保に基づく辺野古移設に反対し、法廷闘争までするくらいなら、今回の国防の危機に対してもそれ相応の対応をすべきではないのか。

実際は、知事が国防問題に対応することは知見・経験上から不可能なので、なんじゃら公布式に参加するのが分相応というものである。

 

翁長知事の平和ボケ対応に対し、尖閣を行政地区に持つ中山石垣市長は当時者として分相応の発言をしている。

国は「毅然とした対応を」 中国軍艦の尖閣水域侵入で石垣市長

 
沖縄タイムス 2016年6月9日 19:11

 【石垣】中国海軍の艦艇が9日未明に尖閣諸島の久場島周辺の接続水域に侵入したことを受け、石垣市の中山義隆市長は9日、記者団の取材に「尖閣諸島は石垣市の行政区。これまでも中国公船の侵入は常態化していたが、今回は海軍の船。非常に危機感を持っている」と述べ、国に対し「毅然とした態度でこれ以上エスカレートしないよう対応を取ってほしい」と求めた。

 

» 統幕長「領海入れば相応の対応」 尖閣接続水域航行で

 

 接続水域ではこれまでも中国海警局の船が相次ぎ航行していたが、海軍艦艇が確認されるのは初めて。ロシア海軍の駆逐艦も同じ時間帯に接続水域へ入っており、中山市長は「このような事態が起こるとは、市を預かるものとして大変不安だ。政府にしっかり対応してもらいたい」と述べた

                    ☆

翁長知事が発言すべきことを、中山市長が代わりに発言した形になったが、翁長知事は恥ずかしくないのだろうか。

少しでも「安全保障で国と対等」を主張したことに恥じ入るなら、辺野古移設反対の旗印を早急におろしたほうがよい。

翁長知事と同様に、平和ボケを晒している沖縄2紙に対して、本土紙が地元猟師らの不安を取り上げている。

地元の声を黙殺する沖縄3紙に恥の文字はないのだろう。

 
 2016.6.9 11:44更新

【尖閣に中国海軍艦】
危機の最前線 石垣島…「怖い」「米軍反対論理解できない」地元漁師ら訴え 


 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域で中国とロシアの軍艦の航行が確認され、領海警備は一気に緊張感が高まった。今後も中国海軍艦の航行の常態化は懸念され、地元漁師らは不安を抱く。沖縄では相次ぐ事件を受け米軍駐留に批判も出ているが、漁師らは「米軍基地の撤去論に違和感がある」とし、日米の厳然とした対応を求める声が上がっている。

■「日本政府は防衛上の対策を取り、漁師の安全を守れ」

 中国海軍艦が尖閣諸島・久場島周辺の接続水域に接近しているとの一報が入った海上保安庁は、領海内の監視を強化するなど、一時緊張が高まった。

 平成24年9月の尖閣国有化後、中国当局の船の航行は常態化。今年も9日午前8時現在で、延べ317隻が延べ99日間、航行が確認されている。ただ、中国海軍艦の航行は初めて。海保幹部は「海保巡視船と軍艦では装備面で車と自転車並みの違いがある」と危惧する。別の海保幹部は「関係省庁と連携を密にして対応していく」としている。

 地元漁師の不安も高まった。石垣島でマグロはえ縄漁を営む下地宏政さん(46)は「怖さを感じる。政府がしっかり対応しなくてはいつまでも同じことの繰り返しだ」と憤る。

 これまでに何度も尖閣諸島の状況視察を行っている石垣市の仲間均市議(66)も「軍艦の出現の事態は重大だ。国は防衛上の対策を取り、漁師の安全を守ってほしい」と話す。

 沖縄では、米軍人らによる相次ぐ事件に駐留に反対するデモが起きるなどしている。ただ、中国の脅威にさらされている石垣島ではデモなどはないという

沖縄県漁業士会の比嘉康雅会長(59)=石垣市=は「現実に危機が迫っているのに、米軍反対を唱える人の考えが理解できないし、違和感がある。国は米国と連携して毅然(きぜん)とした対応をとってほしい」と訴えた。

▼識者「常態化、中国軍艦も増える…自衛隊の関与を高めよ」

 

【おまけ】

本日の沖縄タイムス社会面最下にこんなベタ記事が。

女性二人を暴行

被告に懲役10年

那覇地裁判決

2015年に県内で女性二人に暴行したとして強姦致傷罪に問われた名護市の無職宮里大志被告(20)に、那覇地裁(潮海二郎裁判長)は9日、懲役10年(求刑10年)を言い渡した。

護市は教育委員、建設部職員、無職と次々名護市民による凶悪事件が報じられているが、稲嶺名護市長は、名護市役所を撤廃するのはともかく、責任を感じて辞任したらどうだろうか。するわけないよね。


 .

2016.6.9 07:16更新
中国、ロシア軍艦艇が同時刻、尖閣諸島周辺の接続水域に侵入 外務省が中国に抗議 

 尖閣諸島・魚釣島周辺を警戒航行する海上保安庁の巡視船(古厩正樹撮影)尖閣諸島・魚釣島周辺を警戒航行する海上保安庁の巡視船(古厩正樹撮影)

 政府は9日未明、中国海軍とロシア海軍の艦艇が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域内に入ったと発表した。中国の軍艦が尖閣周辺の接続水域に入域したのは初めて。中露両国の艦艇ともすでに接続水域を出ており、領海侵入は確認されていない。

 防衛省などによると、8日午後9時50分ごろ、ロシア海軍のウダロイ級駆逐艦など3隻が尖閣諸島の久場島と大正島の間を南から北に向かって航行しているのを海上自衛隊の護衛艦「はたかぜ」が確認した。9日午前3時5分ごろに接続水域を離れた。

 さらに、9日午前0時50分ごろ、中国海軍のジャンカイI級フリゲート艦1隻が久場島北東の接続水域に入ったのを海自護衛艦「せとぎり」が確認。フリゲート艦は約2時間20分にわたって航行し、3時10分ごろ、大正島北北西から接続水域を離れた。

接続水域は領海のすぐ外側にあり、航行自体は国際法違反には当たらない。ただ、防衛省幹部は「中国は尖閣諸島の領有権を主張している。ロシア海軍と同時刻に接続水域に入っていることは特異だ。警戒監視を続け、意図の分析を急ぐ」としている。

 安倍晋三首相はただちに関係省庁に対し、不測の事態に備えて米国など関係国と緊密に連携し、警戒監視に全力を尽くすよう指示した。外務省の斎木昭隆事務次官は9日未明、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び、重大な懸念を表明するとともに抗議した。

政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置。防衛省も緊急幹部会議を開くなど、情報収集と分析を進めている。

 

 

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