ふと思いついたアホ企画。
水上バスで行く「淀川歴史探訪の旅」
(天満橋八軒家浜~枚方船着場)
これを陸からランで追走しよう!というもくろみ。
決行前にこっそりブログに公開したものだから・・・。
当日、船の出航時間には二人も同行者が参集してくれていた。
女子ラン仲間のTさんと、それから・・・・。
「君はいつもの間にこんなにアホになったんだ。
前はもっと真面目なランナーだったはずだが・・・。」
と嘆きながら駆けつけてくれたのは、何と前夜偶然にも弟子のブログを読んでこの
アホ企画を知ったという、我が元祖師匠であるT先生。
還暦を迎えても尚健脚を誇る元サブスリーランナー様だ。
あと一名、こんなアホの顔を拝んでおこうと走って登場した野次馬一名も。
午前10時、定刻通りに出航するアクアライナーを見送って、総勢3名の陸からの便乗組も出発する。
大川では併走する船に手を振りながら追走。船からも手を振ってくれている!
【大川を行く華麗なアクアライナー】
だが、こやつ結構速い。思い描いていたスピードよりも相当速いのだ。
とにかく、毛馬閘門までは頑張ろうと、必死で併走する。
だって、ここではこれが見たかったのだもん。 ↓
大川と淀川では水面の高さが違う為に、淀川に船を乗り入れる為には一度閘門に船を入れ出口を閉めて増水させ、水位の上昇でもって高さの違う河川に導くのだ
という。
【閘門にて次第に上昇していく船体】
15分以上も時間を要する大移動儀式だった。
途中まで見学してから、我々陸部隊は先行する事にした。
淀川に入ると、走行コースと河川が離れている為に船の姿をとらえる事が出来難い。
今の内に少しでも距離を稼いでおかねば!
なにしろ我々にはエンジンがないのだから。
ここから約15キロ。たった15キロだと思ったのは大甘だったと思い知る。
この日の気温30度。木陰皆無の河川敷など、マゾしか走らんやろっ!
フラフラの極限状態の頃、姿を見失った船に再遭遇した。
【仁和寺橋下で微かに見える船体】
船や~~っ!
奇声を上げて川面に駆け寄る一行。嬉しくて「お~い!」と叫ぶことしきり。
限界状態の身体もしばし蘇ったものだ。
キロ6分で走れば船と一緒にゴールできる!という隊長T先生の檄に引きつられて
ラスト6キロ。
途中何度も「いいや、もう歩こう。」と諦めかけた追走劇だったが・・・・・・。
枚方の船着場到着直前に何とかアクアライナーに追いつき、歓喜の手を振ながらのゴール!!乗船客達も応えてくれているではないかっ!
【ゴールしたアクアライナー】
特筆すべきはここから!!
下船する乗船客たちを出迎えるべく船着場で待つ我々3人を、彼らは皆、驚愕と尊敬の眼差しで見つめるのだ。
「あなた達よね~、走ってはったのは!」
「凄いですわね~!何キロあるの?いっつも走ってはるの?」
「ずっと船の中で話題になってたのよ~~っ!」
と、賞賛の嵐&嵐。
おまけに。
「握手してくださいっ!」
「写真撮らせてくださいっ!」
「お茶をどうぞっ!」
etc。
さながらスターになった気分で意気揚々。
ああ、面白かった~~っ!
決死のアクアライナー追走マラニックはこれにて大満足の大成功!
4980円払った乗船客達の皆様よりも、
「タダ乗り」した私たちの方が楽しんじゃってホントごめんなさい。
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ああ、今ごろ走ってはるわぁ…と西の方角を見つめておりました。
水面の高さの異なる川を移動させるの、見ると聞くとは面白さが違うんやろなぁ。
スエズ運河やパナマ運河の「小さい版」ってカンジなのかなぁ。
乗船してた人たちの言葉が何よりの賛美ですね
おまけに「写真撮らせて下さい」迄とは。
この数日中には、きっとあちこちのBlogに登場する事でしょう。
炎天下の下、船を追い掛けて走ったアホな人達に驚く記事が(^^;
しかし、予想外のラスト。ちょっと感動的!?な賞賛の嵐。この企画も大成功じゃないですか、お疲れ様です。
も少し早くに、知っていれば・・・。
ちなみに、今日、雨の中、水上バスの幽霊船を追いかけ、ほぼ同じコースをひとり、走りました。もちろん誰からの賞賛もなく、降ってきたのは雨だけでした。。。
また、サプライズなイベント期待してます!!
目出度し、目出度し!
応援ありがとうね。
その日はタイガースも勝ちましたし、最高の一日でしたわ。
でも妙見でも良い練習会&飲み会があった由。
そちらも行きたかったのですが・・。
身体二つ欲しいと思うこと度々です。
でしたら是非一度この閘門の儀式を拝謁してくださいね。
いつか観覧マラニック組みましょうか?
最近、「男前」と言われるのが私にとって最高に嬉しい褒め言葉なんです!
何時までもハンサムウーマンでいられるようにガンバろっと。