虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

良い子は真似しないで。

2010年07月26日 | ランニング

後で知ったニュースだが、熱中症での死者が数十人も出たという先週末。
またしても阿呆ランナーはとんでもない暴挙に出発していた。

土曜日。
気象庁観測では最高気温36度だとか。
これも後で知った。最初から知ってりゃスタートなんぞ・・・・・。
やっぱりしてた~。(← アホですもん)
コースは箕面駅からスタートするお馴染みの妙見山往復コース。
今回はこんじまりと参加者三人での練習。
そりゃそうでしょ、こんな酷暑に42キロも山を走る仲間など早々おりますかいな~。
当初見積もり、なんぼゆっくりでも5時間半あれば帰ってこれるでしょう。
甘かった~。本気出した太陽を舐めていた。
いつもは歩いた事のない復路高山の登りも歩いてしまった程の大撃沈。
摂取した水分3リットル。
それでも乾ききった内臓は、ゴール後いつものご褒美の箕面地ビールさえ受け付けないほどの内臓衰弱。(とは言え小カップは頂きましたが・・。)
  この暑い中を頑張れば秋には強くなれるっ!
そんな呪文を唱えながらの42キロ。
ほんまか嘘か判らぬが、まやかしの呪文でも無けりゃこんな荒業やってられませ~ん。

でもって衰弱した肉体を引っさげて翌日の日曜日は性懲りも無く世界遺産高野山攻めのスケジュールが待っていた。
朝、あまりの疲弊振りにDNSを思い立ったのだが、既にランホリックに侵されて久しい脳は無意識に荷造り&出発をするのだった。
高野山町石道は、九度山の慈尊院から高野山奥の院の御廟まで約24Kmの道のりで、1町おきに町石(慈尊院から伽藍まで180基)立ち並んでいる。
一町は約110mかな。走行距離が判り易く道に迷う心配もなく、適度なアップダウン
あり木陰ありの実に快適なトレイルコースである。
      
   【趣深いスタート地点の慈尊院】    【以後も癒しのコースが続く】

だからこそ、頑張って参加したのに・・・。
この日の脚と内臓は予想を絶するダメダメtacoco。
110町歩位まで、本当に途中リタイアも懸念したほどのヘロヘロランで皆の足引っ張りまくり。
ラスト60町歩で奇跡の復活。何とか感動のゴールシーンを味わえた。
この日の水分摂取量は、締めて3.5リットル也。自販機売上に大幅貢献。

  この暑い中を頑張れば秋には強くなれるっ!

この呪文を信じて今週末も予想最高気温に関わらずまたどこぞの山に出没して
おりましょう。
でも、こんな事、良い子は決して真似しないでねっ!