虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

宝塚ハーフ

2008年12月24日 | ランニング
アトム世代。
精神成長過程に於いて赤塚不二夫のナンセンスギャグと手塚治のストーリー漫画の二本柱に多大な薫陶を受けた世代。
(bytacoジショナル)
残念ながら両巨匠とも鬼籍に入られたが、残された膨大な作品は重要文化財として永遠に残るだろう。
だから・・・・・。
           
レースの参加賞にこのようなTシャツが ↑ 頂けるという大会を2008年の締めのレースに選択した。アトム世代として。

手塚治が育った街、宝塚へは、宝塚歌劇の観劇か六甲全縦の終着点としてしか訪れた事がない。(何という両極端な訪れ方!)

会場に到着してびっくり。
あの静かで上品な街並みが、むくつけきランナー達で埋め尽くされているではないか!
いいのか、プチセレブなこの街をこんな風に占拠しても。
受付会場は駅から直近だし、トイレは駅前のショッピングモールを拝借でき並ばなくても全然OKだし、実に都会的でコンビニエントな大会だ。
スタートは宝塚大劇場前のメインストリート「花のみち」から。
宝ジェンヌ達がエールを込めて送りだしてくれる。う~ん素晴らしい。
この大会は、清く正しく美しくおしゃれでハイソな宝塚がその身を呈してランナー達へ贈るクリスマスプレゼントみたいだ。

でもって、本レースの主目的は参加賞をゲットすることであって元より記録を狙うレースとは位置付けていなかった。
スピード練習も出来ていないし、持病の外反母趾痛も悪化しているし。
だけどそれでもたかだかハーフ。
無理しなくてもキロ5分は切って走れるだろう、とタカをくくっていた。
リラックスして気持ちよ~く余裕のスタート。
だが。やはり・・・・・。
練習不足は裏切らない!のセオリーは正しかったようだ。
10キロ過ぎて既に脚が売り切れ状態。
その後ガクンとスピードが落ちる。
ヨタヨタ走っていたら応援に来ていたラン仲間のJさんに見つかる。
「ね~さん、遅いぞ~。」と厳しいお声が。
はいはいっ!んなこと言われなくっても自分が一番分かってますよ~。
あ~、情けない。日々遅くなっていく自分が!
プラカードまで用意して応援に駆けつけてくれたMさん、スタート地点でお見送りしてくれたTさん、折り返し地点で赤い幟を立てて声援してくれたIさん、叱咤激励してくれたJさん。
皆様の熱いエールは心でありがたく嬉しくしっかりと受け止めました!
悲しいかな脚には届きませんでしたが。

ゴールタイム1時間45分23秒。
ハーフ45分オーバーの恥ずかしきタイム。
こんな状態でフルマラソンサブ3.5を目標にしていたなんて笑止千万。
来年は世界のトヨタ並みに目標を大幅下方修正して出直します!

恥ずかしき記録ながら完走証にまでアトム君が居る!
      

ほんまにええ大会でした。