虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

癌患者支援イベント

2008年09月15日 | ランニング

走った周回数X周回チャージ分の金額を寄付するという方法。
アメリカの医師が癌征圧の資金集めとして発案した事に端を発するチャリティーイベント。

   「リレー・フォー・ライフin芦屋」

今年も参加してきた。
大好きなランを通じて微力ながらも寄付をし、微力ながらもスタッフの方のお手伝いをする為に。
そして何より、癌一族としてその遺伝子を持つ自分に、いつかは襲来するであろうその時の為に。
癌と闘う強い意志と覚悟と、連帯感を分けていただけるようにと。

昨年の記事。
に綴られた感動を今年も体験して帰ってきた。

       
様々なメッセージが記されたキャンドルで模られた文字。
幻想的な灯りの中に強い祈りと意志を感ずる。
この大会の象徴。

    

24時間ウォークの方々から襷を受け継ぎいよいよ12時間キャンドルラ
ンのスタート。
走る姿は何故だか、人々の感動を呼ぶようだ。
(下世話な例えだが某テレビ局の何時間走だかの信じられない視聴
率が示すように。)

私達も、何かを伝え感じる為に日付を跨いで汗にまみれた襷を繋い
だ。

このイベントは今年も多くの感動と共感を呼び大成功を収めたと聞く。



と、このように偉そうな事を書く筆者。
だが、その実態は「崇高な理念」とは全くかけ離れた姿で進行していた・・・・。

       
周回ラン中、充実したエイドに頻繁に立ち寄っては飲み食べ。
大いに時間を浪費し寄付金集積の足を引っ張る。


恒例、大評判の讃岐うどんに舌鼓。
満腹、満腹と、足取りはさらに重く鈍く。

同時刻、数キロ先で行われている甲子園の試合展開が気になりまくり。密かに忍ばせた携帯ラジオで頻繁にチェック。
タイガースサヨナラ勝利やっ!マジック16やっ!
と、ランそっちのけで大騒ぎなどいたす。



      
はたまた、会場でラン仲間から思いもかけずこのような嬉しいプレゼントを頂き、子供のようにはしゃいだり、と。

大会主旨はどこ行ったんや~。

とはいえ、翌朝、眠い目をこすりながらも感動のフィナーレ!

       

病気は人を選ばない。
頑張る人にも、愛される人にも、罪人にも、幼い子供にも、美しい人
にも、優しい人にも、優秀な人にも、そいつは、ある日突然やってくる。
きっとこんな「アホ」にでも。
その時。
本当にこんな笑顔で闘う事ができるのだろうか。