「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

防災教育三題噺???

2007-04-12 23:10:47 | Weblog
朝イチより大学。

午前中、静岡県教育委員会のW先生と、旧知の県東部地域防災局のH先生。6月14日
(木)に予定している地震防災研修会(県内の高校の先生方を対象とする1日かかりの
研修会)での講演・ワークショップの内容について詰める。合わせて、この夏休みから
スタートする「高校生防災リーダー育成研修事業」についても意見交換。県教育長
肝いりの新規プロジェクトで、県内4地域防災局毎に、域内の高校からリーダー格の
生徒に集まってもらい、防災訓練などで率先して動いてもらえるような人材に育てたい、
とのこと。「東部でやるなら手伝いますよ」と、H先生には伝えてある。他の3ブロックが
どのようなプログラムにするのか、気になるところ。

大学近くの蕎麦屋で昼食。ご主人は脱サラ組。店で使う食器は同じ敷地にある窯で
ご主人が焼いたものとか。多少値は張るが美味しい蕎麦を出してくれるので、お客さまが
来た時には使わせてもらっている。新メニューの試食+お新香のサービスに感謝。

午後はガイダンスが2つ。
まず新3年生のゼミ分けガイダンス。今年度の「旅の坊主」ゼミのテーマは、中学生
向け防災教育の実践。ともかく出前講座で中学校を訪問し、中学生に鍛えてもらおう、
というもの。定員は12名だが何人来てくれることやら……。

次いで、新4年生向けの防災ガイダンス。と言っても、今さら新入生と同じ中身でも
なかろう、というので、「大学で何を勉強してきましたか?」との就職試験の面接で、
5分なら話せるかも、という中身を付けさせるために、企業防災論の即席講座。
一人ひとりにメモを取らせ、その都度、顔を覗き込みながら「質問がないか」を確認
して進めたものの、さてどうだか……。

1725発のバスで山を降りる。同僚M氏と話しながら新幹線で新横浜、さらに溝の口へ。
昨日来の内閣府(防災担当)へ提出する企画書の件で詰めの作業。21時過ぎから日付が
変わるまでやるも脱稿までは至らず。それでもSさんのおかげで良いポンチ絵が出来る。
「文章と絵がアンバランス過ぎる」との説は極めて強力なるも……。

K君と共に、田園都市線渋谷行き終電で渋谷へ、さらに山手線池袋行き最終で新宿へ。
新宿で夜食にラーメン。その後タクシーで事務所へ。

結局、5時半まで企画書に赤を入れることに。

                                      (4月15日アップ)