TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Lest We Forget

2013-11-11 15:05:53 | カナダ話題
今年も、胸に赤いケシの花を飾る季節になった。

今日は、カナダのRemembrance Day。
戦没者を慰霊し、退役軍人や現役軍人をたたえる記念日である。私はここ何年かは諸事情で参加できなかったが、今年は出かけた。いつもなら雪がちらつく寒い日なのに、今朝は青空がのぞいた。が、すぐに雲におおわれてしまった。


記念碑とたむけられたリース

この記念日については、サイトの方に記事を載せたので(ここ)詳しいことはそっちへ。


今年はぼくも行ってきたよ

TABIは、いろんな人から「かわいい!」となでなでしてもらって大喜び。

戦地では戦ったのは人間だけではない。
いろんな動物達の犠牲があったことを、ここに詳しく語られている。



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塩...生と死の分かれ目

2013-11-10 15:19:39 | その他
昨夜は、青空文庫で永井隆の「長崎の鐘」を読んだ。

「こよなく晴れた 青空を~」の歌のモデルで、長崎医科大学で放射線専攻の医学博士。原爆に被爆し妻を失いながらも、負傷した人々を手当てし続けた日々。自身も被爆の後遺症により数年後に亡くなっている。科学者としての冷静な目で、原爆投下後の地獄絵を記録しているところが非常に興味深かった。

そこで思い出したのが、秋月辰一郎である。

私は二十代の前半、日本でOLのかたわら玄米菜食の勉強にどっぷり浸かっていた。料理教室で師範の免許取得ののち、医学講座へと進んだ。そこで聞かされ衝撃を受けたのが、秋月辰一郎の実話だった。

秋月も医師で、永井と同様に長崎の病院で勤務中に被爆。負傷した人々の手当てに追われた。爆心地から2キロと離れていない距離での被爆だ。が、彼が違うのは、生き残った病院職員や患者に「水を飲むな!塩をとれ!」と注意したことだ。

秋月は生まれつきの心臓奇形のため、子供のころに長生きはできないと言われた。が、桜沢式食養により心臓が治り体が丈夫になった。その食養理論からいうと、核分裂は、陽極まって陰転するのであるから、放射線は極陰である。だから、細胞が崩壊する。崩壊を阻止するのは、陽を用いるしかない。それが塩である。(陰陽理論を知らない人にはなんのこっちゃわからないと思う)

秋月の手当てを受け、彼の指示通りにしたものは、原爆症の症状が出ずに生き延びた。秋月自身、その後九十歳近くまで長生きしている。

この話は実は、日本では知る人ぞ知る話なのに、欧米で有名なのだ。私は実際に、アメリカで会ったオランダ人とか、飛行機の席が隣り合わせになったスイス人元パイロット夫妻とかから、この話を聞いたことがある。また、アメリカでは二十数年前にホリスティック医学のカンファレンスで秋月の名前と、原爆投下後の彼の逸話を聞いた。

ところがアメリカでは、「塩をとれ」の部分が「味噌汁を飲め」と変更されて伝わっていた。そしてみな、「味噌汁は放射能の害をキャンセルする。だから、マクロバイオティックはガンを治す」というように信じていた。ま、当時は各会社が日本食と食材を売り込むことに力を入れてたので、マーケティングの一環だったのだろう。モノを売るためには、これくらいの作り話は常識だ。

もちろんこの場合の塩とは、昔ながらの自然塩である。

とにかく、塩という単純なモノが生と死の分かれ目になったというところが、非常に興味深い。


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月日のたつのは

2013-11-07 18:36:59 | TABIと暮らす日々
早い~~~

もうすぐTABIの14歳のお誕生日。
そこでハッと気づいたのだが、昨年日記に13歳のお誕生日のこと書いて「ケーキのレシピはのちほどサイトのほうにアップする予定」とか言っておきながら、ずっとほったらかしにしてしまった。一年ちかくも遅れてしまったが、バースデーケーキのページはこちらにアップしたのでよろしく。サイトのトップページからだと、まず「TABIのキッチン」のコラムに入って、サイドバーの「おやつ」欄の下のほうにバースデーケーキが1歳からずら~っと並んでるので、クリックしてみて。


去年のケーキはこれ

で、またまた気づいたのが11歳と12歳のときのケーキもアップし忘れてる~!全くもう、何やってたんでしょうね。ちゃんとお祝いはしてあげたんだけどね。こっちのほうも、ちゃんと手を入れてからあとでアップしなくちゃ。




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"Funyuns are AWESOME!"

2013-11-05 10:15:51 | その他
日本のBreaking Badファンのみなさま(そんなのいるのか?)、お待たせしました!

これが、Funyunsですよ。



Walt と Jesse がニューメキシコの砂漠へ麻薬製造に出かけるとき、Jesse が持参したのがこれ。砂漠のど真ん中にこもって何日も麻薬製造する予定なのに、食料として持ってきたのがコレってのが笑えるわけ。



玉ねぎ風味の軽いスナック、ってかんじ。
ジャンク・フードの典型ですな。カナダで売ってるのを見たことないので、たぶんアメリカ限定なのでは。私も、これはアメリカで買った。ま、とくにすっごくウマイってもんじゃないけど、話のタネにはなるね。


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ふしぎな卵

2013-11-02 16:45:41 | TABIと暮らす日々
夫の同僚が、趣味で鶏を飼っている。

新鮮な卵をとるためである。
このあたりは卵が1ダース7ドル以上の値段がつくので、自分ちの庭で鶏を飼う人が増えてきた。ウコッケイの卵じゃあるまいし、フツウの鶏なのに高すぎ。

うちでもいつか、庭で鶏を飼ってみたいのだが、この近所じゃ無理。苦情が来ることうけあい。そこで、その同僚の人に安く卵を分けてもらっている。

その卵の中に、いつも一つだけきれいな薄いペパーミント・グリーンの卵が入っている。


茶色の卵と比較してみた

鶏の品種が違うのだそうで、その鶏だけはいつもこのグリーンの卵を産むのだそうだ。割ってみると、殻の内側も同じグリーン。でも卵はちゃんとフツウの黄身と白身。黄身の色は、若干オレンジ色が濃くてビタミンたっぷりってかんじ。



私はこのグリーンの卵の殻を集め、TABIのために卵殻パウダーを作ってあげる。栄養価地は他の卵と変わらないんだろうけど、なんだか魔法のパワーがありそうな気がして(笑)

残念ながらその同僚の人は、転勤で引越ししてしまう。
もうグリーンの卵とは、しばらくお別れ。


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