TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Premonition

2007-08-12 16:02:38 | インポート
批評家からはクソミソに言われたが、そんなにひどい映画とは思わない。

どんな悲劇もハッピーエンドに無理やり変えてしまうディズニー映画を観て
育った人だと、このエンディングは納得できないのだろう。確かにつじつまが
合わない点が一杯出てくるが、厳密に分析する映画ではない。Julian McMahon
があまりに大根だが、Sandra Bullockはシリアスもできるんだ、って頑張って
て良かった。特に彼女は「若いときは美人でおしゃれだったけど、結婚して
子供二人産んだらこんなに老けちゃった」ってかんじの主婦をうまく表現して
いると思う。

映画に先立って、テレビで本当の予知を扱ったドキュメンタリーを観た。
偶然とか作り話ではすまない世界だ。そしてみなが一様に証言するのは、
未来に起こる悲劇を予知したところで、それを止めることはできない、という
こと。みな、ありとあらゆる努力をして事故を回避しようとするのだが、
運命はすでに定まっているのだ。そして、人間の力の及ばない何かがこの世を
動かしていることを悟る。


癒す心、癒される心

2007-08-12 15:47:30 | インポート
今日は、TABIの二度目のセラピー・デモンストレーション。

いつもは病院などを訪れるのだが、今日は特別で、児童保護施設だった。
この子供たちはみな、様々な悪質犯罪に関与して裁判所の指示により保護され
ており、従って名前や保護施設の場所などは一切秘密。私たちのグループは、
市内から車で30分以上かけて山奥の待ち合わせ場所に集まり、そこから施設
の係員の誘導でさらに山奥の空き地へ。

子供たち(といっても中高生)は、小型バスでその空き地へとやって来た。
彼らの来た先などは私たちから絶対に見えないよう、監視員が周囲を固めて
いる。厳格な警戒態勢である。

一体どんな子供たちなのか、危険な行動をとったり犬に暴力を振るったり
しないのだろうかと危惧していたが、今日のように外出を許可されるくらい
の子たちだけあって、みな素直で思ったより明るかった。

初めから最後まで一切なにも一言も口にしなかった少年が、TABIの「こんにちは!」
キス攻撃で笑い顔を見せた。誰の心も融かしてしまう、TABIのお得意技。