TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

豊作の夏

2007-08-21 03:53:12 | インポート
ここのところ連日、日中は灼熱、夕方は激しい雷雨。

なんとも荒々しい気候だ。
しかし、そのおかげか家庭菜園の野菜やハーブは豊作。
ズッキーニもトマトも豆も、みなすくすく育っている。毎日の献立に、菜園
からの野菜やハーブが並ぶ。やっぱりとれたての味は抜群である。

日本のお友達が送ってくれた、珍しい綿の種も芽を出し、順調に伸びている。
2メートル近くになったひまわりも、もうすぐ花を咲かせそうだ。
いずれ種は、庭に集まる鳥たちの良い餌となるだろう。

そんな庭の木陰で、すやすやと昼寝するTABI。
どんな夢を見ているのだろうか。


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Rally On!

2007-08-17 05:10:55 | インポート
犬クラブメンバーがラリーのドロップインを開いているので、行ってみる。

みんな休暇中なのか、今日は私たちだけでまるでプライベート・レッスン。
先生は、一昨年のボランティアで一緒だったJanice。TABIとは面識がある
ので、「かわいい、かわいい」となでてもらってTABIはニコニコ。

ノーヴィスのコースだったが、なんでもそうだけど見ると簡単だけど実際に
やってみるとそうでもない。一通りコースをまわるだけで汗かいてしまった。

彼女は実は、AKCのジャッジを何十年もつとめ、ラリーの創設者でもある。
本も出してるし、講演やらいろいろで飛びまわることが多く、とても忙しい。
そんなスゴイ人からじきじき教わるなんて、恐れ多いことである。

TABIは、「歩くだけでオヤツがたくさんもらえて、ラッキー!」ってかんじで
ラリーを気に入った模様。アジリティと違って体力使わないしね。でも、
新鮮でいいんじゃない?クロストレーニングは、マンネリ化ムードを吹き飛ばし
てくれるし、犬にとってもハンドラーにとっても良い刺激だ。

先生は夏の休暇に入るので、秋までお休み。
家でまた練習しようね、TABI。


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苦労の種

2007-08-16 15:33:29 | インポート
今日の犬クラブの会合は、セミナー付き。

この州で唯一の犬専門リハビリセンターから講師が来た。
ここは、ハイドロやレーザー治療などの最新設備のほか、動物専門血液バンク
や、アメリカでも数人しかいない高レベルの動物専門麻酔医など、獣医大学
と匹敵する(あるいはより高度な)治療を提供している。

ひじょうに興味深い内容ではあったし、難病を克服した犬のケーススタディ
は感動ものではあった。しかし、ドルマークが並んで見えたのは私だけでは
あるまい。ペット犬は家族の一員という人が増えている昨今、愛犬のために
お金を惜しまない人は多く、こういう施設の良いお客となっている。

ケーススタディを見ながら思うのは、この犬の飼い主たちの苦労だ。
高いお金を出してやんごとなき血統書付きの子犬を買ったというのに、その
子が突然歩けなくなってしまう。そして病院回り。検査、薬、手術、また
検査…。幸運にもこのセンターでなんとか歩けるようになってめでたし、
めでたし、とはいうものの、健康な犬のように飛びまわれるわけではない。
そして請求書の額やいかに!うわ?!

さらに、こうしたラッキーなケースの陰には、いろいろやったけどダメだった
ケースがごまんとあるわけだ。

誰も苦労をしようと思って子犬を飼う人はいない。
でも、結果的に不孝のどん底に落ちてしまうことがある。それはその人や犬
のカルマというものなのか。そういうおもいをした人は、「もう犬なんか
ヤダ!」って懲りてしまうのだろうか。淋しいことである。


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Premonition

2007-08-12 16:02:38 | インポート
批評家からはクソミソに言われたが、そんなにひどい映画とは思わない。

どんな悲劇もハッピーエンドに無理やり変えてしまうディズニー映画を観て
育った人だと、このエンディングは納得できないのだろう。確かにつじつまが
合わない点が一杯出てくるが、厳密に分析する映画ではない。Julian McMahon
があまりに大根だが、Sandra Bullockはシリアスもできるんだ、って頑張って
て良かった。特に彼女は「若いときは美人でおしゃれだったけど、結婚して
子供二人産んだらこんなに老けちゃった」ってかんじの主婦をうまく表現して
いると思う。

映画に先立って、テレビで本当の予知を扱ったドキュメンタリーを観た。
偶然とか作り話ではすまない世界だ。そしてみなが一様に証言するのは、
未来に起こる悲劇を予知したところで、それを止めることはできない、という
こと。みな、ありとあらゆる努力をして事故を回避しようとするのだが、
運命はすでに定まっているのだ。そして、人間の力の及ばない何かがこの世を
動かしていることを悟る。


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癒す心、癒される心

2007-08-12 15:47:30 | インポート
今日は、TABIの二度目のセラピー・デモンストレーション。

いつもは病院などを訪れるのだが、今日は特別で、児童保護施設だった。
この子供たちはみな、様々な悪質犯罪に関与して裁判所の指示により保護され
ており、従って名前や保護施設の場所などは一切秘密。私たちのグループは、
市内から車で30分以上かけて山奥の待ち合わせ場所に集まり、そこから施設
の係員の誘導でさらに山奥の空き地へ。

子供たち(といっても中高生)は、小型バスでその空き地へとやって来た。
彼らの来た先などは私たちから絶対に見えないよう、監視員が周囲を固めて
いる。厳格な警戒態勢である。

一体どんな子供たちなのか、危険な行動をとったり犬に暴力を振るったり
しないのだろうかと危惧していたが、今日のように外出を許可されるくらい
の子たちだけあって、みな素直で思ったより明るかった。

初めから最後まで一切なにも一言も口にしなかった少年が、TABIの「こんにちは!」
キス攻撃で笑い顔を見せた。誰の心も融かしてしまう、TABIのお得意技。


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