TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ゴールデンづくし

2007-03-20 16:00:09 | インポート
今日は、犬の指圧とマッサージの講習会。

車で一時間半くらいの田舎にある、ゴールデンのブリーダーの自宅でプロを
招いての講義と実習。一般公開のセミナーだが、ゴールデン・レスキューが
オーガナイズしているので参加者は半分以上がゴールデンの飼い主。
ここでゴールディの毛の威力を思い知ることとなる。

クラブのゴールディ飼いからよく聞いていたものの、これほどとは!
玄関マットはゴールディが出たり入ったりするだけで毛で覆われ、白っぽく
なってしまった。会場となったリビングは、あっという間に床が毛だらけ。
私とTABIは左右前後をゴールディに囲まれていたので、私の黒いヨガパンツ
と靴下、TABIの黒い毛も長く白っぽい毛まみれ。ノートをとってたらペンにも
毛がからんでいる。持参した犬バッグも外も中も毛だらけ、帰宅してから
コロコロでシャツやパンツ、バッグなどの毛をとるだけで何十分もかかって
しまった。

みな良く手入れされたゴールディばかりで、別にグルーミングしてないから
毛が落ちる様子でもなく、「いつもこんな調子よ」ってかんじだ。しかしよく
まあ、ゴールディ飼いはこういうのに耐えているものだ。あと、犬の体臭。
レスキューとか年取ったゴールディが多かったせいか、部屋の中がすごい
むせるような犬の体臭。別にシャンプーしてないから臭いのではなく、手入れ
はしているのだがそれでも臭うらしい。「いつもこんな調子よ」ってかんじ
だが、うちの犬は体臭がないから私は免疫がない。頭痛とくしゃみでとても
つらく、途中の休憩では待ってましたとばかりにTABIを連れて外に出て、
新鮮な空気を吸って生き返る。

肝心の指圧だが、TABIは健康なのでトリガーポイントもなく、マッサージで
全体のトーンを整えて終わる。そして、Margaretからスポーツマッサージの
コツを教えてもらった。アジで走ったあとに、疲労物質を流すためにやるやつだ。
あと、犬の足先にあるたくさんの重要なツボ。足を触るといやがる犬にはでき
ないが、TABIはいつもストレッチで慣れているから平気。うまく刺激できると
免疫力強化になるという。よし、これから練習してがんばるぞ。


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犬の生首配達

2007-03-16 15:18:07 | インポート
http://edition.cnn.com/2007/US/03/15/dog.head.ap/index.html

ま、どうせティーンエイジャーがひまつぶしにやったことだろう。
犯人はいずれ、人間にも同じことをするに違いない。

問題は、犬がどうやって連れ去られたか、だ。
留守宅に押し入って拉致したようでもないので、庭に放しておいたところを
連れていかれたか、犬が自分で庭を抜け出して近所をうろついていたときに
犯人につかまったか。どちらにせよ、それは飼い主の管理責任の欠如だ。
少女は17歳で未成年とはいえ、幼児ではないのだから、自分の犬をしっかり
見張っていなかった責任は問われてしかるべき。すぐに子犬を買い与えて
機嫌をとるなどもってのほかである。これでは、いつまでたっても学習しない。

この事件でかわいそうなのは、殺された犬だけである。


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白黒写真

2007-03-15 16:02:03 | インポート
夏のような一日。

夫が休みなので、ちょっと遠出して眺めのいいイタリアン・レストランで
昼食。それから散髪したいという彼につきあい、床屋へ。

こっちに来てから、なかなか気に入った床屋が見つからないらしく、毎月
あちこちを転々としている。どこもスピーディーで、パッパッと刈り上げて
一人五分くらいで済ませてしまう。シャンプーも髭剃りもないし(エイズの
問題が出てから、この州の床屋では一切剃刀の使用が禁止になったのだそう)
もうバリカン一つでインスタントな仕上げだ。

夫は昔ながらの丁寧な床屋が好きなのだ。
あちこち聞いて回って、今日行ったのはうちから車で30分くらいの下町の
床屋。数十年前は繁華街だったかもしれないが、今はさびれてしまった風の
商店街の小さな店。椅子は三つあるが、お爺さんが一人でやっている。
お客さんもみな、年配で杖をついたお爺さんばかり。

壁にはマリリンモンローとかジョンウェインとかの往年の映画スターの白黒
写真がたくさん。日本でいったら、原節子とか佐分利信とかそんな時代か。
建物は古く、ラジオや道具もかなり年季がいったものばかりだが、しかし、
すみずみまで綺麗に掃除が行き届き、不潔感が全くない。床屋のお爺さんも、
年はとっているが手元はしっかりして仕事はテキパキしている。

なんだかノーマンロックウェルの絵のような床屋。
こんな場所が、今のアメリカにいくつ残っているだろう。お爺さんは、人懐こく
話しかけながら、とても丁寧に夫の頭を散髪している。仕上がりは、やはり
今風ではなくビリーワイルダーの映画を思い出させる古風なかんじだが、
それはそれでよく似合っている。

夫もここが気に入ったようだ。私もなんだか、昔の映画を観たような懐かしさ
で一杯になった。古い白黒写真の中の、古き良き時代の床屋。またおつきあいで
行ってみたい。


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タイトル・パーティー

2007-03-14 16:20:44 | インポート
今夜は、犬クラブの受賞パーティー。

昨年中に様々な犬イベントでタイトルを獲得した犬に(つーか、実際には
飼い主に)、クラブ特製のトロフィーが授与される。今日はクラブミーティング
がいつもより早めに始まり、サンドイッチなどの軽食がテーブルいっぱいに
用意された。

本来はアメリカン・ケネルクラブのイベントでもらったタイトルしか適用に
ならないので、うちの犬はおよびでないのだが、タイトル・ピンの実費を
払うという条件でトロフィーを注文してもらった。カナダの犬クラブでは、
こんなリッチなものいただけないし(笑)、記念にもらってもいいかと思って。
こんなトロフィーとかって犬は食えないし、完全に人間の自己満足だけど。
でもいいじゃん、飾ると綺麗だし。

さて、昨年中TABIは四つのアジリティ団体で合計12のタイトルを獲得、
この犬クラブで最多タイトル獲得者となった。証書も一枚ではおさまらず、
一頭で二枚もプリントしてもらったのはTABIだけ。ピンも12個となると
じゃらじゃらとがさばり、無くさないように持って帰るのも一苦労だ。
でも、よくがんばったね、TABI。たいへんよくできました。


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Crufts winner

2007-03-14 16:05:22 | インポート
http://edition.cnn.com/exchange/blogs/in.the.field/2007/03/paws-for-thought.html

それにしても、Fabulous Willyって…(笑)
ま、種付け犬としては最適な名前かも。


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