TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ピット対決

2004-06-19 05:18:19 | インポート
TABIと森へお散歩。

冬の間見かけなかった常連わんこが、たくさん。
湖で泳ぐのにちょうどいい気候になった。

2時間ほど遊んで帰り道。
向こうから見たことのない犬連れ。ブリンドルのアメリカン・ピットブル・テリア。
この犬と飼い主ってのが、すごくわかりやすいタイプ。

APBTはTABIにガンつけたままティップ・トウ、威嚇のポーズだ。
メスだがあきらかにdominant、人間に対してはわからないが、犬に対して攻撃性
が強そう。彼女の飼い主はもうビビッちゃって、「リードだけはしっかり持ってなきゃ」
ってかんじ。他の犬に噛み付いた前科がバッチリあるんだろう。
ま、体格の良い男だから、リードさえちぎれなきゃ犬を押さえられるでしょうが。
躾のセンセに教わりました、ってかんじで形どおりにお座りをさせようとするが、
APBTは聞いちゃいない(笑)

TABIはリードなしで歩いてたので、とりあえず呼んで横につかせ、APBTの飼い主に
いいお天気ね、とか挨拶してみる。晴れてよかったね、とか男も答えながら
やや緊張がとれたらしく、犬もちょっと力が抜ける。TABIは、ぐるーと大きく
円を描いて思いっきりカーミング・シグナルを送信。APBTも、お尻のニオイを
かいだりして、犬同士のご挨拶もうまくいくかに見えた。ところが!

男はポケットからクッキーを出し、good girl、とか言いながらAPBTに食わせようとする。
こりゃダメだ?、と思った瞬間、APBTはうなり声をあげてバネのように飛び、
TABIに襲い掛かった。

襲われベテランTABI(笑)は、ぴょ?んと牛若丸のように飛んで逃げて無事。
いつも近所のAPBTと仲良く遊んでるから、独特の動きに慣れてんのかも。

犬は、歯をむき出しにして興奮が止まらない。
この子は他の犬を見るといつもこうでね、と男は申し訳なさそう。

きっとトレーナーか問題行動専門家から、「よその犬と少しでも仲良く近づけ
られたような時は、クッキーなどご褒美をあげましょう」とか教わったんだろうな。
だけど、彼女の場合は裏目に出た。食べ物を目にしたことで、「これをよその犬に
とられてたまるか!」と彼女のテリトリー意識と攻撃性に火がついたのだ。
クッキーなんか出さなかったら、何事もなく別れてたのかもしれないのにね。
よくあるパターン。

またね?、と言って右と左に分かれたが、あの飼い主は苦労するな。

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