受賞パーティー

今日は、犬クラブのタイトル受賞パーティー。

昨年中にTABIは６個のアジリティタイトルを獲得した。一昨年の１２個から
すると半分であるが、ま、エリートやマスターズに上がるとそんな簡単には
タイトルをとれないものである。それでも、クラブの中では獲得数が多いほうだ。

Sueは、先日アフリカ旅行から帰国し、いろんな写真を持ってきてくれた。
キリンとたわむれたり、チータが獲物を仕留める瞬間をとらえたり、なんと
四千枚にも及ぶ写真を撮ってきたらしい。デジタルだからこそできることだ。

ケニアには、思いいれがある。
二十年近く前、もう少しでナイロビへ行くところだった。ぎりぎりまで迷い、
結局はカナダに行ってしまった。もしケニアに行ってたら、今頃は犬ではなく
キリンとアジリティで走っていたかもしれない。

さて、NY州の知事が売春疑惑でニュースを騒がせている。
高級売春婦は一時間なんと五千五百ドルだとか。税金の使い道にもいろいろ
あるものだ。だからNYの税金は高いのか。

それにしても驚くのは、アメリカ人の変な潔癖性である。
クリントンの時もそうだったが、妻ある政治家が売春婦を買ったり浮気をした
ぐらいで鬼の首でもとったかのように騒ぐ。SpitzerはMr.Cleanとして名高い
から、と夫は言うが、カネと地位のある男のやることは古今東西同じ。
しかも、大統領も知事も「だからどうした、誰だってやってることだろう」
と開き直ることはせず、公の席で謝ってしまうのである。アメリカの政治家
は、みなケツの穴が小さい。

スカルノだったか忘れたが、当局が差し向けた高級コールガールとの行為中
の写真を撮られ脅されたとき、少しもあわてず、笑って「なかなかいい写真
じゃないか。他のも見せてくれないか？」と言ったそう。このくらい豪胆で
なければ、一国の元首にはなれまい。