スポーツミックス

他州で開かれた競技会から帰る。

このところ全く練習してないわりには、また慣れない土地と環境のわりには
よくがんばったと思う。土曜日は散々だったが、日曜日は全てQして全て一等。
あとレギュラー二つでOutstanding獲得。今回のQとポイントの合計で、
チャンピオンシップ出場が決まったようである。

まわりは知らない人ばっかりだったが、日曜の終わりごろにはけっこう友達
ができた。「今度はチャンピオンシップで会いましょう」と約束して、会場
を去る。

おもしろかったのは、いわゆる「スポーツミックス」と呼ばれる雑種犬を
いろいろ見かけたこと。コーギーとボーダーコリーとか。その子は体がコーギー
で、コートが黒白。コーギーもBCもアジリティでは人気のある犬種だから、
「この二つを合体したらうまいこといくだろう」ってんで後先考えず繁殖する
人々がいるのは聞いてたが、実際に見たのは初めて。そんなうまくいかねーん
だよ、世の中！ってかんじの競技内容であった。そりゃそうだよね。

おそらくそーゆーのは、フライボール系なんだろうな。
コーギーの体高ならハイト・ドッグとして最適だし。性格はどっちに似ても
普段の躾が大変そうだ。

あと、ヒーラーの子犬（生後八週間！かわいい?）を連れてきて売ってる人
たちがいた。こういう行為はAKCでは厳禁だが、ま、NADACは寛容のようだ。
その子たちはママがレッドでパパがブルーらしく、三頭ずつレッドとブルーに
わかれている。ママはもう競技に復活しており、走っていた（たいしてデキは
良くなかったけど）。別のクレートに隔離されており、自分の子なんかに関心
はない様子。犬にも母性本能あふれるタイプと、子供なんかどうでもいいタイプ
がいると聞いていたが、まさに彼女は後者のようである。