TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Marley & Me

2008-12-29 16:16:38 | インポート
犬好きなら絶対泣いてしまう。

公開以来、記録的ヒットを飛ばしているとのことだったが、こっちの映画館
はガラガラ。犬好きでモノ好きでないと観ないのか。ま、内容自体はたいした
ことないので、DVDが出るのを待って借りたほうがいい。「犬の映画」と思った
ら大間違いで、これは「犬のいる典型的なアメリカの家族のお話」である。

悪ガキ系ラブはいくらでも見たが、これほど筋金入りのはなかなかない。
夫と「あれに比べたら、TABIの子犬時代なんか天使だったね」とうなずきあう。
よくもまあ、あの夫婦は我慢したものである。つーか、よく言われるnature
vs nurture論からすると、彼らのケースはnurtureに問題があるでは。

Cesar Milanの番組が、この原作者を取り上げているのを見たことがある。
Marleyはすでに亡く、次のラブがいるが、こいつがまた悪くて確か近所の
農家のニワトリを殺しては迷惑をかけている。それでCesarが呼ばれたわけだ。
犬同士に血の繋がりがないのに、初代についで二代目もワル!これは偶然とは…。

だけど、ペンシルバニアの郊外のデカイ家に住み、ボルボに乗ってるのに、
犬に食べさせてるのはDog Chow(苦笑)。スポンサーだったのかね。
原作者は、映画の撮影に使った子犬を娘のために買ったらしいが、後でこの
子犬が重症の股関節形成不全とわかった。ブリーダーは交換すると言ったが、
どうせ安楽死になってしまうよりは自分とこで飼おうと決めたそう。
おそらく将来はこの子を題材に本を書いて儲けるのだろうし、そういう
可哀想系は売れるし、原作者はビジネスの才能が高い。

それにしても、Kathleen Turnerの変貌ぶりにはびっくり!「白いドレスの女」
のセクシー美女が、あんなオバサンになっちゃうなんて!月日は女に残酷。
小野小町の絵巻物を思い出す。

さて、映画のあとは一目散に夫が今日の午後洗車したガレージへ。
チャンピオンシップのマグネット式ステッカーを、夫がうっかり貼ったまま
洗車したので、なくしてしまったのだ。店員さんに無理を言って開けてもらい、
水しぶきの中夫がべトコンもかくやの走りこみで床に落ちていたステッカーを
取り戻す。何台もの車に擦られて傷だらけになっていたが、「なかったら来年
テネシーに行けばいいのよ」と言った私の冗談がホントにならなくて良かった。

辛抱強くお留守番していたTABIに、遅い夕ご飯。
犬がいる暮らしって、なんて素晴らしいのだろう。

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