TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ハリ治療…7

2016-02-06 16:38:34 | ハリ治療
今日のTABIは、午前はペットショップのイベントに参加、午後はハリ治療と忙しい。

先生はいつもの愛犬二頭に加え、お母さんの10ヶ月になる子犬(といっても体高がすでに24インチ!)も連れてきていた。この子もラーチャーで、前にもあったことある。尻尾の様子とかコートのかんじがプードル混ざり?ってかんじでかわいい。まだやんちゃで、動いてばかり。

TABI含め四頭の犬が仲良く診察室で一緒に、と思いきや、この子が急に歯をむいてガオ!とTABIに。


「やられた~」

目のすぐ下の皮膚が、毛ごとごっそりとれてしまった。

子犬はすぐに先生が外の小屋に出してタイムアウト。
先生は、傷口を洗って消毒し、傷まわりの毛をきれいにカットしてくれた。幸いにも目はなんでもない。目の、1センチくらい下で、ごく表面の皮膚がはがれただけなので、血はだいぶ出たが縫うほどの傷ではない。転んですりむいた膝みたいなものだ。本犬も、それほど痛がっていない。

こういうとき、ヨードを水で割ってペーパータオルやガーゼでそっと押さえて洗浄・消毒するといいのだそうだ。ヨードそのままだと、強すぎる。そして、ハチミツを傷口にたっぷり塗る。

ハチミツは傷口を保護し、バイキンが繁殖するのを防ぐ。やたら抗生物質を塗るよりずっといいのだそう。顔のように包帯が巻けないところの傷も、ハチミツならぴったりくっつく。馬の肩の傷など、同様に包帯が巻けない箇所にも、獣医はハチミツを使うのだそうだ。ハチミツはなにも、話題のマヌーカ・ハニーとか高いやつじゃなくても全くかまわない。

なるほどね~、怪我のおかげでいろいろ勉強になったよ。TABIはかわいそうだけど。

「これで大丈夫だと思うけど、万が一傷が化膿したときのために」と、いちおう抗生物質の飲み薬の処方箋を書いてくれた。私もたぶん、大丈夫だと思う。

さて、今日もハリとレーザーをたっぷりやってもらったので、帰宅してからTABIはスヤスヤ。夕食前と、寝る前に私がハチミツを傷口に塗ってやった。もうすでに、血はすっかり止まって肉が盛り上がってきている。

やれやれ、昨日は火災報知機のサイレンでパニック、今日は子犬に咬まれて、大変だったね、TABI。かわいそうなので、牛生肉の刺身を夕食にあげた。今夜はぐっすり眠っておくれ。


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