ハリ治療

ハリ治療をする獣医さんのところへ行ってきた。

ハリは十年以上前、ＴＡＢＩが足の怪我をしたあとに動物専門理学療法士がうってくれたことがある。それ以降はハリを治療に使われたことがなかった。（日本では鍼灸と呼ぶが、こちらはお灸はやらないので、ハリ治療と私は呼んでいる）

今ＴＡＢＩがかかっているカイロプラクティック獣医さんのとこにもハリ治療をやる中国系の獣医さんがいるが、なんせ遠い。たまたま近くでリハビリ専門獣医が開業しており、ハリ治療をやるというので問い合わせたのが今年の９月。やっと予約がとれ、今日行ってきたのである。

イギリスで長年暮らしてきた女医さんで、一般の薬品よりもハーブとか自然系に重きをおくタイプ。もちろんハリをやるくらいだから、漢方医学や経路にも詳しい。レーザーも使うが、老犬にはあまり刺激が強いのはすすめないという。今日は、初めてなのでまず背中に５つ針をうってもらった。今日は中国針を使うが、様子を見てあまり刺激が強いようなら日本針に変えるという。

すごく細い針で、本犬はほとんど痛みを感じてない様子。でもうたれた直後から、筋肉がビクビク動いている。人間のハリ治療と違って、針が刺さったまま動きまわってもいいのだそうで、ＴＡＢＩはあちこちニオイをかぎながら歩きまわりオヤツのありかを見つけては口にくわえて「ちょうだい！」とねだったりしている。

そのうちねそべってウトウト。
先生は、「エンドルフィンが出てきたみたいね」
針に反応している証拠なので、いい傾向だそうだ。見込みのないケースだと、こういう結果が出ないとか。

今日明日は無理をしないで、体調の変化をよく観察するようにとのこと。
来週もまたハリ治療の予約。


治療の成果か、よく眠ってる

ちなみに、ＴＡＢＩパパも最近は肩こりの治療でハリ治療に通っている。おもしろいことに、人間のハリ治療より動物のハリ治療のほうが高い。初診料は三倍くらい、その後の治療は二倍。