TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

健康の秘訣

2008-07-10 16:12:35 | インポート
今日はTABIの健康診断。

いつもは春なんだけど、今年は忙しかったから今になってしまった。
去年から担当になった、カナダ人の獣医さん、とてもTABIをかわいがって
くれている。「アジリティがんばってる?」などと、ちゃんと細かいことまで
覚えていて、好感が持てる。

結果はいつもどおり健康体。やはりスポーツやってるから、無駄な脂肪がない
し筋肉も発達してるし、心臓もとても強いんだそうだ。関節炎などの傾向も
ないし、年齢より若い体をしているとのこと。

こないだから気になっていた目の白い膜、白内障かと心配したが、そうじゃ
なくて、目に傷とかできたときに保護するためにできる膜なんだそうだ。
これが黒目まで覆うようでは視界が狭くなって問題だが、今の様子ではとくに
心配することはないとのこと。

ということで、例年どおり尿検査、検便、血液検査、抗体価検査とひととおり
して終わる。この獣医病院は普通の病院で、普通の患畜には健康診断時に
ワクチンを接種するのだが、「ワクチンはいらない」と断れば無理には
薦めない。近年そういう飼い主が増えていることが一つ、そしてより重要な
のは、「ワクチンを断る飼い主のほうが、ずっとお金を使う」からだ。

普通に健康診断してワクチンを打つだけなら、50ドルくらいで済む。
しかし、接種のかわりに抗体価検査をし、その他包括的な血液検査や検便など
をすれば、料金はもっとかかる。今日だって、全部で400ドル近かった。
こんなにお金を落としてくれる飼い主だもの、無理に「ワクチン打ちなさい」
なんて説得して収入を減らすようなバカな真似をしてどうする?

ま、アンチ・ワクチン派にとって住みやすい世の中になったものである。
うちとしてもたかが血液検査に(それも、おそらく異常なしなのに)何百ドル
も払うのは、ちと痛い気もするが、幸いにも我が家は犬は一頭だけだからね。
一犬豪華主義。ちなみに人間の血液検査は、この十倍の料金だ。

とにかく、健康でいるのが一番。私の唱える健康の秘訣は、犬も含めて
「なるべく病院へ行かないこと」である。病院へ通いつめて処方箋薬を使い
始めると、奈落の底へまっさかさまである。最小限必要な時だけ病院のお世話
になり、あとは近寄らないことで、元気な毎日をおくることができると思う。


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