TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ガキってやつはよ

2008-01-30 13:31:50 | インポート
風は猛烈に強くて寒いが、晴れた青空が美しい一日。

夫が出張から帰ったら「The Eggs & Iでゆったりブランチをとり、TABI連れで
犬グッズの店で買い物をし、自然食の店で食料を調達し、家に帰ってお菓子
を食べながらDog-Opolyで遊」びたいと、ずっと考えていた。平和な日常に
一刻も早く戻りたいのだ。それが順調にかなって、うれしい。

さて、今日は夫婦で買い物してておもしろいものを見つけた。
ジェリービーンズの大手が出している子供向けパッケージ。前にテレビで
この会社の取材をやってるのを見たことがある。老舗のここは何百種類という
フレーバーのジェリービーンズを作っているが、子供に最も人気のあるのは
なんと、「ゲロ」「鼻くそ」「ミミズ」「泥」「石鹸」「腐った卵」などの
お菓子のイメージと程遠いフレーバーなのだそうだ。冗談で売り出したら
飛ぶように売れたので、止めるわけにいかないので作り続けているという。

チェリーやバニラなどの美味しそうなフレーバーより、こんなのがいいのか。
ガキってやつはよ。さて、今日買ったパッケージにはこれらの食欲減退
フレーバーがいずれも含まれている。おそるおそる食べてみる。

すごい!「ゲロ」はまさにゲロ。酸味といい、よくぞここまで再現したものだ。
「石鹸」もまさに石鹸。「鼻くそ」「耳クソ」「ミミズ」「腐った卵」は
食べた経験がないので比較のしようがないが、確かにこんな味がするんだろう
な、と納得させるものがある。「イワシ」は煮干で作った飴玉、というかんじ。
本物の魚エキス入りなので、体にいいのかも。「ソーセージ」もスパイスが
効いていて、お菓子と思うと吐きそうだが、かなり本物に近い味である。
「泥」はそのまんま。「芝生」は、噛むほどに鼻の中をぬけていく青いニオイ
がなんともいえず気持ち悪いが、きっと草ってこんな味なんだろう。
「黒胡椒」はオトナの味で、ビールのおつまみにいいかもしれない。

アメリカのガキどもは、こういう変なフレーバーのジェリービーンズを食べ、
ついでに庭の草をむしって口に入れたり自分の鼻くそを味見したりして
「うん、近い近い。いい線いってる!」とか言いながら友達とワイワイ
楽しんでいるのか。それにしても、このジェリービーンズの会社の試食係り
とは、どのような面々であるのか。好きでなければできない仕事である。


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