TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

犬ってやつはよ

2008-01-31 15:14:24 | インポート
やはりというか、今日TABIの体重を量ったら増えていた。

43.4ポンド!もう少しでダイエット前の体重だ。
先週比で3ポンド近い急激な増加だ。Lauriは正しかった。ドッグショー歴
40年の目は確かだ。見ただけでデブ化したことがわかるのだ。

もちろんあの鳥の餌が大きく影響している。種とかヒエとかはウンチに混じって
出たが、その他の材料、ラードとかピーナツバターとか糖蜜とかゼラチン類
は体に吸収されたらしい。んも????親の気も知らないで!
今週末は競技会だというのに!

ところが上には上がいるものである。
夫の同僚の女性によると、彼女の黒ラブは去年のクリスマスにDoveチョコレート
を一袋たいらげたという。一口サイズのチョコが銀紙に包まれているやつで、
一袋に40個くらい入っているのを、包み紙ごと全部食ったのだそうだ。
さすがに包み紙は消化しなかったと見え、あとでゲロして紙だけ出てきた。
それで、家族が「チョコがどっか行ったと思ったら、犬の仕業だったか!」と
わかったのだそうだ。

チョコは犬に毒なのだ、と言うと彼女は「えっ、そうなの?!全然知らなかった」
とびっくり。犬はお腹も壊さず、今でも元気だそうだ。

神経質な犬飼いであれば、犬がチョコを盗み食いしたとわかった時点でパニック
となり、獣医病院へ駆け込んでクリスマスどころではなかっただろう。
では、果たして彼女はパニックするべきだったのか?

チョコに含まれるテオブロミンが犬に毒と言われる。犬の体重1キロにつき
100?150ミリグラム以上のテオブロミンを摂取すると、毒性の反応が
出るそうだ。チョコの種類によって含有量が異なり、ミルクチョコでは1オンス
につき44ミリグラム、セミスイートでは150ミリグラムのテオブロミン
が含まれる。

Doveのミルクチョコは一袋に9.5オンス入っているから、テオブロミンの
量は418ミリグラムとなる。

オスの黒ラブの体重は大体80ポンド(約36キロ)くらいであるから、
一袋全部食ったところで致死量にはならない。逆に、こいつを殺そうと思ったら
ミルクチョコならざっと見積もっても2キロ以上は食わせねばならない。
これはすごい量であり、さすがの大食漢ラブでも食えるのか?

ま、人間でも腐った饅頭を食って平気なやつもいれば寝込むやつもいる。
犬も個体差があり、丈夫なやつは何食ってもへいちゃらってことだ。


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