TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

いけすかないババア

2005-06-24 02:07:49 | インポート
どこの町にも、絶対一人はいるおしゃべりババア。

今日の午後はオープンハウスだったので、犬と車で出かける。
夕方に戻ると、まだ人がたくさんいる様子。近くに車を停め、待っていると、
東洋人の家族がうちの庭を散策しているのが見えた。
上品な老婦人と、娘夫婦らしき3人は、その後二軒先の家へ向かった。
「おしゃべりババア」として近所で有名な女の住む家だ。

老婦人には見覚えがある。この家のもとの持ち主だ。
中国人の医師で大学教授だった夫が亡くなり、家を売ってシニアホームに
移った彼女は、前にも一度この近所を訪れたことがある。うちには来なかったが、
外からうちの庭を眺めていたのを見たことがある。

Kathleenに聞いたら、「そうよ、家がどんな風にアップグレードされたか興味が
あって見に来たんですって」だって。やっぱり。それも、近所の誰かが
オープンハウスのあることを電話で伝えたらしい。あのババアに違いない。

あとでSteveに話したら、ガハハと笑って、「言っただろう、あのババアは
そういうやつだって」

10年以上前、うちが越してくる以前だが、一つ向こうの通りで泥棒に入られた
家があった。セキュリティシステムをつけようか、と近所で話していたら、
あのババアの向かいに住む人が笑って「うちには必要ないよ。向かいのバアサン
が四六時中通りを監視してるから」と言ったそうな。

あの広報ババアのおかげで、この近所の動向はCNNよりも速くみんなの耳に届く。
冬はフロリダのコンドで過ごすBobとJeanも、あのババアが逐一どうでもいいこと
まで報告してくれるから、半年間のギャップを感じないらしい。

ババアにとっては、老後の生きがいなのかも。ご苦労なこった。


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