TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

犬ともだち

2004-07-21 22:52:27 | インポート
4年も犬を飼っていると、いろんなパターンの犬友達ができる。

まず、森のお散歩道ともだち。
裏の森の小道を、二つの湖にそって歩く往復2時間ほどの散歩で、いろんな
犬とその飼い主に会う。顔見知りはみなリードなしで、犬たちは自由に走り
人間は世間話をしながらのんびりと森を散策するのだ。

Trishがある日、追いかけっこをする犬を見ながらこう言った。
「TABIはすばしっこくて足が速いわねえ!あの子には、アレをやらせたらいいわね、
ほら、なんての、アレよ。犬がトンネルとかくぐる…」
「ああ、アジリティのこと?」と言うと、
「そうそう、それ!アジリティやらせたら、きっといいとこまでいくだろうねえ」

そうねえ、いいかもねえ。と言って、私たちはまた歩き出す。
森のともだちは、TABIがアジやっていることを知らない。
別に隠しているわけではないが、自慢げに話すことでもないと思っている。

森のともだちは、とくに貧乏でも金持ちでもない、ごくふつーの人々だ。
飼っているのは雑種、純血種と様々で、レスキューも多い。どちらにしろ
彼らの犬は、たんに家族の一員であり、ショーに出したりスポーツをやらせたり
なんて考えたこともない。でも、犬と楽しく暮らしている人々ばかりだ。
どこの犬もみな平等にかわいがる。タイトルとか血統なんて「へええ、そおお」
の二言で忘れてしまうくらいの価値しかなく、「犬は犬」と思っている。

私の一番好きなタイプの犬ともだちだ。

無印良品みたいでサッパリしてていい。
TABIも、森のともだちの間では無印良犬でとおっている。
あの子が一番幸せに見えるのは、森のともだちと遊んでいるときだ。