TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

なつかしい夕餉

2003-07-22 13:29:23 | インポート
自然食の店でセールがあり、乾蕎麦をたくさん買う。

実はこのメーカーの蕎麦はあまり好きではない。
全蕎麦で、ぼそぼそしている。小麦アレルギーが多いから、小麦粉を含まない
蕎麦を出してるわけ。私はやっぱ、地粉が少し混ざった蕎麦のほうがつるつる
して美味しいと思う。それに全蕎麦は、ゆでる時に気をつけないと団子状に
なっちゃう。また、ゆで汁に溶ける量が多くて、蕎麦湯にするにはあまりに
どろどろの汁をどうしたらいいか途方にくれてしまう。

でも、セール価格に主婦はついつられちゃったのさ。
今日の夕食は、ゆでて冷水でしめた蕎麦に天婦羅を乗せ、甘めの汁をかけた
蕎麦の冷製。天婦羅蕎麦と中華蕎麦の中間みたいなもんだな。
新じゃが・ズッキーニ・玉ねぎをカラリと揚げ、熱々のうちに蕎麦に乗せ、
上から汁をかける。油の甘みが汁に溶けて、蕎麦のぼそぼそ感を緩和してくれる。

馬鹿うま!
夫にも大好評。明日の弁当はこれでいいそうだ。
TABIにはじゃが天しか分けてやれなかったけど、いいよね。
暑い夏の夕食に、たまには天婦羅もいいものだ。

なつかしい味に、なんだか子供の頃を思い出す。
母がよく揚げてくれたっけ。ちゃぶ台の上には、枝豆と父のビール。
お風呂から出たら浴衣を着せてもらって、仲良しの子とお祭りに行ったり。
昭和の夏の記憶。