朝だ。
今日から三連休であるが、
今日は内科、歯科、市役所、じじの病院で相談員に用があるなど雑用三昧。
最高気温12℃まで上がるのか。
ありがたい。
通勤と同じバスでまず内科に来た。
採血と検尿だけして、結果は午後から聞きに来る。
ロビーの人気の無い隅っこで朝飯のおにぎりを食べ、歯を磨いてから歯科に行く…
しかしまだ一時間半も早いので、散歩がてら市内を一望する場所に上がろう。
朝っぱらからそんな場所に行く事はあまり無いから、行ってみよう。
ナナカマドの真っ赤がいつに無く鮮やかだ。
昨日の暴風雨を持ち堪えたのか。
展望室に上がる。
台風一過の市内。
風が強くて茶色く濁った波が泡立てた珈琲のような色で岸壁に打ち付けるのが、
さっき歩いて来た高台の上から遠目に見えた。
ここからはただ太陽光が反射するのみ。
川の色も、ここからは空を反映していつもの青い色にしか見えない・・・
いや空を反映しているけどチョコレート色であるな。
阿寒の山々が白く冠雪している。
港は船が出入りして行き交っている。
しかしそれにしても冷たそうな色だなー。
崖のある旧市街。
その下の浜は増水して大変だったらしい。
物の怪の犇く心臓破りの坂を下りて岸壁に向かう。
橋の東側に来た。
ああやっぱり間近で見ると昨日の名残りで川の水は濁色だ。
川をUターンする漁船。
港に向かって行った。
岸壁は風強い。
橋の西側からも見てみる。
さて、歯科に行く時間だ。
・・・歩いてたらちょうど後ろからバスが来ていた!!
歯科に来た。
二年ぶり、ポスター健在なり。
「美しく きらりと光る 入れ歯かな」
10:30の予約であったが12:00ちょっと前に呼ばれた。
おやつの煮干しの旨味を堪能するべくがしがし噛み締めたのが災いして
小臼歯が欠けたのであった。
口を開け続けて油断していたらまた左の顎関節が外れかけた。
どうも顎関節がしっかりしない。
口は大きく開けなくてもいいですよと言って下さったが
手を放すとコキッと鳴って外れるので手で顎を左から支えながらの治療になった。
我ながら手のかかる事だ。
歯科を出て、バスで展望室のある公共施設まで引き返す。
長倉洋海さんの写真展を見て、その後昼飯を食べる。
・・・
長倉さんの写真展、今回二度目。
タクラマカン砂漠の砂の上で息絶えた蛾の写真に見入る。
長倉さんの目を通した子ども達はどうしてあんなに生き生きしているのだろう。
本当に、一人一人どの子も逞しく生き延びて、そして幸せになってほしいと心底思う。
写真集と本を買った。
もう一冊ほしい本があったが完売して買えなかった。
後で内科が終わったら本屋に行って探そう。
同じ建物の食堂でうにクリームスパゲティを食べた。
味悪くないよ。
でもパスタ茹で過ぎ。
芯が無いの。
雲が出て来た。
今朝見回した目の醒める快晴の市内とは様子が一変している。
ああ。
やっぱり波荒れているなぁ。
同じ街の眺望でも、
雲の広がったこんな鉛色の光景の方が子供の頃から見慣れて懐かしい気がする。
雲がどんどん広がってきた。
港。
海が空を反映して灰色や青磁色に、所々色が変わっている。
崖のある旧市街から見て沖の方は雲が切れて日が差している。
バスで内科に戻った。
すぐ診察呼ばれて終わった。
今度は反対側行きのバスで本屋に行く。
医薬品の便覧と、医学英和辞典を買うのと、
さっき品切れだった長倉洋海さんの本を探しに行くだけ、余計なものは絶対買わない。
…筈であった。
・・・・・・orz
買っちゃったよ。
きらりと光ってたんだよすんごく面白そうな本が。
薬理学のコーナーに行こうとしてすたすた歩いていたら、
視界の右の端っこに一瞬きらりと光ったのだ。
すんごく面白そうなタイトルの本が。
一度素通りしてから後ろ向き歩きで戻って、あれ何だっけどれだっけって、
見失ったのをわざわざ探して、あーこれだこれだ!って。
『世界を変えた24の方程式』(ディナ・マッケンジー著 赤尾秀子訳 創元社)
何ちゅう意志薄弱。
心の筋トレが必要である。
しかし、それにしても面白そうで涎出る。
大好物なんだわこういう本。
わからなくてもいい、面白ければ。
それだけではない。
目当ての長倉さんの本がここでも品切れだったからと言って、
書籍売り場からふらふらCD売り場に行って、最近中毒になったピアソラのCDまで
一枚買ってしまった。
これで予定外に5000円も浪費してしまったではないか。
医療費の出費の上に予算無視の馬鹿である。
はー。
気を取り直してじじ宅に向かう。
植物が干上がる頃なので水遣り。
行ってみたらやはり黄色のハイビスカスの蕾が開花する前にミイラ化していた。
あああもったいない。
空色の朝顔は完全に花が終わって種が付いてきている。
家主さんから種が採れたら分けてほしいというので貰って頂くため
種が完熟するのを待っている。
床が終わった花の残骸だらけである。
しかも室内寒いし。
とりあえず水遣りだけして、じじの病院に行く。
相談員に所用と支払い。
外来がちょっきり17:00で閉まるので平日の私の勤務日では間に合わないのである。
じじは熱も下がって入浴させて貰ったらしい。
バスを降りて調剤薬局で薬を受け取り点眼薬を買って、コンビニに寄って、
道を歩いていたら気分が悪くなってきた。
空腹になり過ぎたらしい。
何とか珈琲店に来た。
温めた牛乳と野菜サンドを頼んだ。
注文を持つ間、買ってきたピアソラをかけて貰ってしばし奥さんと鑑賞した。
いいなぁ・・・何か、中毒性あるかなこの音楽。
今日から三連休であるが、
今日は内科、歯科、市役所、じじの病院で相談員に用があるなど雑用三昧。
最高気温12℃まで上がるのか。
ありがたい。
通勤と同じバスでまず内科に来た。
採血と検尿だけして、結果は午後から聞きに来る。
ロビーの人気の無い隅っこで朝飯のおにぎりを食べ、歯を磨いてから歯科に行く…
しかしまだ一時間半も早いので、散歩がてら市内を一望する場所に上がろう。
朝っぱらからそんな場所に行く事はあまり無いから、行ってみよう。
ナナカマドの真っ赤がいつに無く鮮やかだ。
昨日の暴風雨を持ち堪えたのか。
展望室に上がる。
台風一過の市内。
風が強くて茶色く濁った波が泡立てた珈琲のような色で岸壁に打ち付けるのが、
さっき歩いて来た高台の上から遠目に見えた。
ここからはただ太陽光が反射するのみ。
川の色も、ここからは空を反映していつもの青い色にしか見えない・・・
いや空を反映しているけどチョコレート色であるな。
阿寒の山々が白く冠雪している。
港は船が出入りして行き交っている。
しかしそれにしても冷たそうな色だなー。
崖のある旧市街。
その下の浜は増水して大変だったらしい。
物の怪の犇く心臓破りの坂を下りて岸壁に向かう。
橋の東側に来た。
ああやっぱり間近で見ると昨日の名残りで川の水は濁色だ。
川をUターンする漁船。
港に向かって行った。
岸壁は風強い。
橋の西側からも見てみる。
さて、歯科に行く時間だ。
・・・歩いてたらちょうど後ろからバスが来ていた!!
歯科に来た。
二年ぶり、ポスター健在なり。
「美しく きらりと光る 入れ歯かな」
10:30の予約であったが12:00ちょっと前に呼ばれた。
おやつの煮干しの旨味を堪能するべくがしがし噛み締めたのが災いして
小臼歯が欠けたのであった。
口を開け続けて油断していたらまた左の顎関節が外れかけた。
どうも顎関節がしっかりしない。
口は大きく開けなくてもいいですよと言って下さったが
手を放すとコキッと鳴って外れるので手で顎を左から支えながらの治療になった。
我ながら手のかかる事だ。
歯科を出て、バスで展望室のある公共施設まで引き返す。
長倉洋海さんの写真展を見て、その後昼飯を食べる。
・・・
長倉さんの写真展、今回二度目。
タクラマカン砂漠の砂の上で息絶えた蛾の写真に見入る。
長倉さんの目を通した子ども達はどうしてあんなに生き生きしているのだろう。
本当に、一人一人どの子も逞しく生き延びて、そして幸せになってほしいと心底思う。
写真集と本を買った。
もう一冊ほしい本があったが完売して買えなかった。
後で内科が終わったら本屋に行って探そう。
同じ建物の食堂でうにクリームスパゲティを食べた。
味悪くないよ。
でもパスタ茹で過ぎ。
芯が無いの。
雲が出て来た。
今朝見回した目の醒める快晴の市内とは様子が一変している。
ああ。
やっぱり波荒れているなぁ。
同じ街の眺望でも、
雲の広がったこんな鉛色の光景の方が子供の頃から見慣れて懐かしい気がする。
雲がどんどん広がってきた。
港。
海が空を反映して灰色や青磁色に、所々色が変わっている。
崖のある旧市街から見て沖の方は雲が切れて日が差している。
バスで内科に戻った。
すぐ診察呼ばれて終わった。
今度は反対側行きのバスで本屋に行く。
医薬品の便覧と、医学英和辞典を買うのと、
さっき品切れだった長倉洋海さんの本を探しに行くだけ、余計なものは絶対買わない。
…筈であった。
・・・・・・orz
買っちゃったよ。
きらりと光ってたんだよすんごく面白そうな本が。
薬理学のコーナーに行こうとしてすたすた歩いていたら、
視界の右の端っこに一瞬きらりと光ったのだ。
すんごく面白そうなタイトルの本が。
一度素通りしてから後ろ向き歩きで戻って、あれ何だっけどれだっけって、
見失ったのをわざわざ探して、あーこれだこれだ!って。
『世界を変えた24の方程式』(ディナ・マッケンジー著 赤尾秀子訳 創元社)
何ちゅう意志薄弱。
心の筋トレが必要である。
しかし、それにしても面白そうで涎出る。
大好物なんだわこういう本。
わからなくてもいい、面白ければ。
それだけではない。
目当ての長倉さんの本がここでも品切れだったからと言って、
書籍売り場からふらふらCD売り場に行って、最近中毒になったピアソラのCDまで
一枚買ってしまった。
これで予定外に5000円も浪費してしまったではないか。
医療費の出費の上に予算無視の馬鹿である。
はー。
気を取り直してじじ宅に向かう。
植物が干上がる頃なので水遣り。
行ってみたらやはり黄色のハイビスカスの蕾が開花する前にミイラ化していた。
あああもったいない。
空色の朝顔は完全に花が終わって種が付いてきている。
家主さんから種が採れたら分けてほしいというので貰って頂くため
種が完熟するのを待っている。
床が終わった花の残骸だらけである。
しかも室内寒いし。
とりあえず水遣りだけして、じじの病院に行く。
相談員に所用と支払い。
外来がちょっきり17:00で閉まるので平日の私の勤務日では間に合わないのである。
じじは熱も下がって入浴させて貰ったらしい。
バスを降りて調剤薬局で薬を受け取り点眼薬を買って、コンビニに寄って、
道を歩いていたら気分が悪くなってきた。
空腹になり過ぎたらしい。
何とか珈琲店に来た。
温めた牛乳と野菜サンドを頼んだ。
注文を持つ間、買ってきたピアソラをかけて貰ってしばし奥さんと鑑賞した。
いいなぁ・・・何か、中毒性あるかなこの音楽。
天主の御助けなくしては不可能かと思われます(`´)b
(違
あの、何なんでしょうね。
通り過ぎる時に視界の端っこにきらりと光るインパクトある言葉は。
「数学はあなたの中にある」の絵本もこんな具合で衝動買いしたのでした。
一瞬、「これ絶対面白い!」という直感が働くのです。
そしてそのようにして衝動買いした本は何故かハズレがありません。
だから書店へは行かないようにしないと。危)