上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

凍てつく町家で

2022-01-24 09:46:42 | 町家

                   20日の我家

昨年の一月は駐車場に入れない状況だったが、18日全く駐車場には雪はなかった。ああ、助かったと思ったのはぬか喜びで、19日は晴天の中で、撮影をして、やれやれと思っていたが夜半から雪が降り出した。止めどなく降る雪はあれよと思う間もなく、40c m程積もってしまった。

 

最近障子の張り替えの折、取手に透かしの紅葉を入れた。先日撮影に行った、瞽女の杉本キクエさん宅では南天の葉が使用されていたようだ。玄関方面を見る。

 

 20日早朝、雪はしんしんと 降る。

 

  雪が降り止んできたが。二階の和室窓からの前の道路

 

家の前の通り

駐車場もなんとか雪を踏み固めて、通行可

昨年の10月で前の車の下回りの錆、劣化がひどく12年、17万kmで廃車。気に入っていたので20万kmは乗ろうかと思っていたのだが修理代に音をあげ、普段遣いの軽の4躯に。前車は最後の車と言って購入したのにと、かみさんに皮肉を言われたのだが。

 雪国は軽サイズがベスト。ジムニーあたりが良いのだが、長距離走るので燃費の良い車に。加えて車内スペースが広くて、どこでも就寝カーが良い。前の車は3ナンバーだったが、コストパフォーマンスは軽が一番。タイヤなぞ、4分の一だ。雪国では塩化カルシウムを巻くので、下廻りの錆がひどく、無雪に等しい土地の車に比べ、車体の劣化(下回り)が激しく3倍はメンテ代がかかる。雪国に住むようになって、わかったのは高級車、高い車、新車はいらないということ。高級車に乗れる方、あるいは乗る方は、セカンドカーは必然なのだろうが。

愛車もパステル調のウサギになった!

 

 


雪国・ホワイトアウト

2022-01-23 19:10:39 | 通い道

十二峠手前のスノーシェード この先100mに十二峠トンネルがある

ホワイトアウトで危険な状況である

ホワイトアウトとは白雪が視界を遮り、視界がほとんど見えなくなる状態のことである。雪山では当たり前のようにあるが、道路でも良く見られる気象である。

18日、大雪警報が出る中の上越行きである。案の定、関越トンネルを抜けると視界不良であった。積雪は2m程にはなっているのだろうが、降雪はそれほどではない。視界の悪さは強風で雪が吹き荒ぶからである。

越後湯沢ICから先の関越道路は交通止で、全車、湯沢ICで下ろされてしまった。R17から石打方面は渋滞だが、私は石打の集落を抜けたところで、国道17をR353に左折し、十二峠を越え十日町に到るのだ。この十二峠は春先には土砂崩れで何度か交通止になり、松代回りの迂回を余儀なくされることもあったが、真冬にトラブルにあったことはなかった。この日、十二峠にかかる手前の急なスノーシェードを抜けると雪の中に道路が消えてしまった。スノーシェードと十二峠のトンネルの間、100mあまりが強風の通り道で、雪が舞い、吹き溜りができていた。一度スノーシェードを出たものの、再びシェードに戻り、退避し、風の止むのをまった。先には車が3台、立ち往生している。車を安全な場所におき、行ってみると、乗用車が吹き溜りでスタックしていた。どうやら2躯のようで、この雪では進めない。そこでチェーンを巻こうとしているのだが、平素の状況での着装とちがいパニクっているらしい。この車が出ないことには後続の車は前に進めないのだ。それにも増して対向車のトラックもこの乗用車を避けようとして、スタックしてしまったから、尚更だ。人はいるのだが拉致が開かず、年寄りの私が渋々チェンを巻いた。片側巻けば大体動けるのだが、もう片側も巻けないので、そちらも着装をすることになった。この場所で10台ほどの車が立ち往生したが、乗用車は道路に戻って行ったが、4tトラックは動かすことはできなかったのは、致し方ないことだった。

みなさん、雪国に出かける時は最低冬タイヤ、チェーン、は携行してください。できれば4駆が良いし、チェーンは目をつぶっても巻けるよう、練習していただきたいです。

十日町 東川

明日はちょっとした撮影があるので、天気が心配だが、この様子では大丈夫そうである。

 

12年間、この区間を冬も走っているが昨年までは目られなかった現象である。素人と考えながら、原因としてあげられるのは、毎年少しづつ増設されるスノーシェードが、風雪の通路を変化させ、この場所にこんな状況を作り出しているのではないだろうか。大きな事故が起きる前に、トンネルからスノーシェードまでの全て繋がるよう、工事を終えてもらいたいものだ。


町境の村と山で

2022-01-17 21:15:49 | 通い道

十二峠手前の白毛集落の残り柿

十日町から湯沢に抜ける町境のトンネル。十二峠と呼ばれるこの雪深い九十九折の山道は、時々春先の雪崩で通行止めになる難路。真冬は恐る恐る早足で駆け抜ける。1500mmほどのトンネルを抜けると、信越の山々がそびえ立つ。それはそれは見事なのだが、冬、厚い雲に覆われ、なかなか山並みを拝むことができない。

峠を越えて湯沢側から見る深い谷と越後の山

巻機山の頂上がちょっと見えたのだが

国境へと続く信越の山並み 雲がなければ、右側には越後三山が見えるのだが


雪国・十日町小谷

2022-01-16 22:44:03 | 通い道

今年は今のところ上越は雪が少ないが、十日町、津南、越語湯沢辺りは例年通りの積雪量である。通道にあるこれらの町を通るのは楽しみでもあるが、時折の豪雪に恐怖心すら感じることがある。

 

小谷集落の小学校では丁度、集落の方で雪下ろしの真っ只中だった。


正月・直江津海岸の風景

2022-01-15 17:05:13 | 直江津海岸

直江津港と米山

正月も三ヶ日が終わり、早10日。有難いことに直江津はほとんど雪はない。少々の雪では強風で山側に吹き飛ばされるので、雪が少ない。しかし、今週、来週と寒気が入り雪が降りそうだ。北陸は今日辺り大雪模様だ。

頸城三山と直江津海岸

柿崎の火力発電所の蒸気煙