上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

斎藤三郎 (陶斎) 茶碗

2021-12-25 20:02:09 | 地元作家

益子焼ではよく使用される 辰砂釉 (しんしゃゆう)がいいね

斎藤の茶碗、素朴で親しみが湧いてくる。椿の色付けがほのぼの!アッタカイ緑茶が似合う

最近手に入れた焼物を紹介いたします。私はできるだけ地元出身の作家さんの作品を主に購入する様にしています。例えば何度か紹介している横尾茂の絵などが、その一部になります。他の画家の作品もコレクションしていますが、私のポケットマネーで賄えるものが、選出の基本です。斉藤三郎(初代)の作品も樹下美術館などで拝見していたのですが、購入意欲がわくこともありませんでした。焼物は20代から好きで地元の益子焼や笠間焼など数多所有しています。磁器ものは伝統ある伊万里や鍋島が好きです。最近、斉藤三郎の茶碗がちょっと気になり始め、コレクション入りとなりました。

      

『 斉藤三郎 』

号・陶齋(とうさい)、泥裏珠光(でいりじゅこう)
新潟県上越市旧高田市寺町の陶芸家。長岡市旧栃尾市出身。

昭和に活躍した高田の陶芸家。栃尾(現長岡市)生れ。
京都で近藤悠三、富本憲吉ら二人の人間国宝に学んだ。戦後に高田(当時は高田市)に定住した。寺町で兄の齋藤泰全さんが、久昌寺(きゅうしょうじ)住職をしていたので、昭和21年にたよってこられた。
昭和23年に窯を築いた。陶器も磁器もした。椿絵は最も得意とした図柄。色絵の磁器の皿や壷にすぐれた作品が多いようだ。白磁や灰釉(かいゆう)など、絵のない作品も多い。

陶齋を号とし、齋藤陶齋ともいう。現在は子の齋藤尚明さんが陶齋を襲名しておられるので、三郎さんが初代齋藤陶齋、尚明さんが二代齋藤陶齋ということになる。昔から号よりも本名で「三郎さん」と親しみをこめて呼ぶ人が多いようだ。
 

上越市遊心堂HPより抜粋)



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