上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

浮世絵に見る 瞽女 3

2021-05-05 08:05:43 | 浮世絵

浮世絵にあった一番古い瞽女絵「琵琶法師と女盲」曽我物語を歌う

この時代、瞽女は鼓を多用して演奏していたようだ。

また、瞽女という呼称は、まだなく、女盲(めくら)とよばれていたようだ。

土佐光信 七十一番職人歌合(1657年)明暦3年

 

  

菱川師宣 「和国諸職絵つくし」貞享2年 1685年

 

菱川師宣 「和国百女」元禄8年(1695年)まだ女盲とある

西川祐信 「百人女品定」享保8年(1722年)

1700年代に入ると盲女とかいてごぜとある

歌川国貞画(1786~1865年)  「瞽女朝顔」瞽女は三味線だけでなく鼓、琴も演奏していた。「駒沢治郎」

歌川国麿(生没年不明、国貞の弟子なので江戸終期〜明治)「左衛門蝶吉」「蝶吉」