海辺に出ると、昨年から浜に流れ着く猪の死骸が多い。今年が猪年というわけではないだろうが、天敵のいない猪が増え続くているに違いない。昨今人は猟をしなくなった。私が好きな映画に、カナダ北極圏にくらす猟師を描いた作品がある。「ラスト・トラッパー」最後の猟師という邦題の映画である。
減少しつつある極北の猟師の役目は、自然に学び、自然の摂理に適うような猟をする。そのことは自ずと自然そのもの、動植物を守るということらしい。しかし極北の地も、大規模伐採が入り、次第に自然のバランスが失われているのだという。
そんなくだりに、猪や、鹿の増えすぎが騒がれるのも、納得ができるのである。
カラスが騒いでいる。生きる糧が今日もはまに流れ着く。
毎日荒れる海、次の日は300Mほど離れた場所に。こうして三日目はさらに奥に。一週間後には、波消しブロックを超え、海に出ることのなくなった猪の死骸は、一週間後には骨となっていた。
海辺に出ると、昨年から浜に流れ着く猪の死骸が多い。今年が猪年というわけではないだろうが、天敵のいない猪が増え続くているに違いない。昨今人は猟をしなくなった。私が好きな映画に、カナダ北極圏にくらす猟師を描いた作品がある。「ラスト・トラッパー」最後の猟師という邦題の映画である。
冬の日本海は毎日のように荒れ、多くの漂流物を海岸に残す。このなかから、驚くばかりのマイクロプラスチックが生まれるのだろうか。
もうすぐ、今日も終わる。