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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

トーレス グラン・サングレ・デ・トロ シャルドネ 2011

2013-10-25 | スペイン/ポルトガル
Torres Gran Sangre de Toro Chardonnay 2011

スペインのシャルドネ(主体)を味わうのは初めてだっけか?
なかなかですねえ、香りはバレリャーダの影響なのでしょうか、微妙にシャルドネしてない。でも、味わいはしっかりシャルドネ感があります。ミネラル感というか僅かな苦味はバレリャーダ? シャルドネ? 初めてなのでよく分かりませんが、2種のセパージュの混醸は若い割りになかなか好いですねえ。

これで千円のワインとは・・・・ 気持ち甘めですが普段飲みワインとしては買いでしょう。

<三国ワインのデータ>
生産地域:カタルーニャ
格付け:DOカタルーニャ
葡萄:シャルドネ(85%)・パレリャーダ(15%)



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ドメコ・デ・ハラウタ ソラル・デ・カストロ リオハ 2009

2013-10-07 | スペイン/ポルトガル
Bodega Domeco de Jarauta Solar de Castro DOC Rioja 2009

このワインは、もちろんRIOJAですから栽培面積の75%も占めるというテンプラニーリョ100%のワイン。手摘み100%、オーク樽発酵の新樽100%で12ヶ月熟成とのことです。

香りに若干の青草やうっすらピーマンぽさ、スパイシーでブラックチェリーもあるし、樽も柔らかく利いているので、わたしクラスなら十分にボルドー左岸と間違えそうです。
味わいは、濃いというほど思ったよりも濃くなく、ツマミがあれば十分に美味しく飲めます。最下級のJOVEN(ホベン)クラスと言えども旨安でいいですね。  ~_~;



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バラオンダ バリカ 2010 

2013-09-24 | スペイン/ポルトガル
Barahonda Barrica 2010

第一印象は、シラーの混醸がコクを増しているのか。
シラーの混醸は香りから感じますが、データを見てないと味わいだけでは分からないかもしれません。

このワインは、モトックスの春の試飲会で試して以来です。ショップで見つけて思い出して普段飲み用に購入しました。スペインのワインも濃いワインが多いというイメージですが、色調は思ったより(濃い中でも)薄めかと、味わいも軽めでグラスが進みます。

それでも、重さがあるからか、美味しいけれどずーと飲んでいたいワインではないか。でも、このワインの購入価格は漱石一人ですから・・・ ”なんも言えねえ” ーー;

<モトックス情報>
品種:モナストレル 75%/シラー 25%
醗酵:ステンレス・タンク
熟成:オーク樽熟成4?6ヶ月
(500L、2年目を使用、フレンチ・オーク、アメリカン・オーク)
瓶熟:6?8ヶ月
年間生産量:86000 本
栽培面積:29ha
平均収量:22hl/ha
樹齢:45年
土壌:石灰質(70%)、砂質(15%)、粘土質(15%)



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スペインのピノ??? ルナ・ベベリデ フィンカ・ラ・クエスタ 2009

2012-09-02 | スペイン/ポルトガル
luna beberide finca la cuesta 2009

ポムロールのゴンボード・ギヨ1996、3日目も変わらず美味しく飲めました。オーガニックワインであるとのことですが・・・・・パリで手頃な価格だった(2~3,000円だったか?)としか記憶がないのですが・・・好いワインでした。

さて、ゴンボードのボトルが空いたので開栓したのが、DOビエルソのスペインワインで、セパージュはメンシア(Mencia)。

調べてみると、メンシアはスペインの黒葡萄で、主にカスティーリャ・イ・レオン州を中心に栽培されているとのことで、カベルネフランに類似した形状をしているが、早熟で、果皮が薄くポリフェノールやアントシアニンが少ないため、スペインのピノ・ノワールとも言われるようです。

メンシアは、初めてですので何とも言いにくいのですが、このワインだけで言えば、ピノとは全く違う味わいですね。グラスに注ぐと結構、CSやCFほどではないにしろ、色目が濃い~のが印象に残りました。まあ、今までにない初物としての香味の方が印象的です。

PP91、IWC90といいますが・・・

香りは、
干し肉、生っぽい梅鰹、干草、黄色系押し花のようなブーケ、若いが故のALC臭。
味わいは、
柔らかい酸、甘酸っぱい杏系?、タンニンは細やかでそういう面でPNに似ているか。

こうやって記載していても、全然今までに味わってきたワインとの差異を感じますね。総じて、決して嫌いではないタイプのワインです。というのも、何だかんだと言いつつ、グラスが進んでいますからそれなりに旨いのかな ?_?




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レト ポンセ 2011

2012-08-27 | スペイン/ポルトガル
Reto BDEGAS Y VINEDOS PONCE 2011

スペインの白ワインって、殆ど飲んだことがありません。

セパージュは、??? 
インポーターは、アルビーリャ・デ・マンチュエラ100%と記載していますが、販売店は、モラビア・アグリア60%/ガルナッチャ 40% ・・・って、なんじゃそりゃ!!! (?_?)

アメブロのGeorgesさんは、ブログで「(前略)・・・葡萄品種はアルビーリョ・レアル葡萄品種番号247 であると考えます」と仰ってます。 ・・・ウ~ン ま、インポーター営業マンの知識は経験上?なので、造詣の深さから言ってGeorgesさんの話しを信じるとして、この初物はそれなりに美味しいと言えるでしょうか。

1本だけの試し買いですので、2本目があれば、その時はまた違う印象があるかも知れません。まあ、そういう風に思わせる意味では面白いワインかもしれません。



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アレハンドロ・フェルナンデス デエーサ・ラ・グランハ 2004

2011-02-08 | スペイン/ポルトガル
DEHESA LA GRANJA 2004 Alejandro FERNANDES

前回の12月に飲んだときはその濃さに圧倒されました

今回は今日で2日目

前回の強さを知っているので
実は初日はカラフェで解いてやりました
それでも私には強すぎるのでグラス2杯で押さえて・・・

で、2日目の今日はいい塩梅です
まだちょっと”濃い~!”ですが美味しくなりました

まあ、これならPP92という過分な評価でも少しは納得でしょう
購入は2000円でしたので
最近のQUALITE-PRIXなワインのBEST5に入るでしょう
きっと後1~2年で旨いワインに変化するのでしょうねえ

つまみに鳥肝で合わせたのですが
これが予想通りぴったりでした”Mariage”とまでは言いませんが

テンプラリーニョも強い年では10年熟成が必要ですね
私のイメージではCSと間違えそうなセパージュで
CSの味わいに茎っぽさとスパイシーさを優しくすると似てくるんですねぇ

いずれにしても
まだ在庫が1本ありますがワインのローテーションの関係もあり
熟成10年までとても待てそうにないのです (^^ゞ

アレハンドロ・フェルナンデス デエーサ・ラ・グランハ 2004

2010-12-29 | スペイン/ポルトガル
Alejandro FERNANDES DEHESA LA GRANJA

このワインはペスケラで有名なフェルナンデスが造ったもの
"VINO DE LA TIERRA"の文字の通りティエラ産のテンンプラリーニョ100%のワイン
Rパーカーが 「ワインの質はアレンサ以上である」 と感動させたとのことですが・・・

スペインのVintage2004はチャ-トでもここ20年間で最高評価
流石に強いVintageの葡萄だけありますねえ
第一印象は”濃い~”
(写真の通り)色調を見てもその濃さが見て取れる
よく言われるパーカーが好きな濃い目のワインに仕上がっています
HAZAの2000の飲み口からみるとボディに別人のような強靭さがあります

開栓即ではALC臭が支配的ですが
20分もするとスパイスやほんのり青草、土香なども漂ってきました
 ・・・・・”しまった!”デカンタするべきだったと痛感
そう、予想よりも遥かに若飲みで、色っぽさも何も姿の見えない飲み方だったわけです
きっと開栓3日目でやっと旨さが出てくるような・・・

エッジの色合いや味わいから見てもせめて後4-5年熟成をさせればやっと飲み頃初めかな
ビッグヴィンテージ故に10年以上、できれば15年というサイズのワインでしょう
ときおりこういう値段に関係なく良いワインに出会えると嬉しいですね

でもEUROCAVEにそのスペースを確保するのは厳しい・・・・・どうしよう
このワイン総じてPP92は伊達ではなかったと言うことでしょうか


期待はずれの ヘクラ・モナストレル カスターニョ 2004

2010-01-19 | スペイン/ポルトガル
ヘクラ・モナストレル カスターニョ 2004
HECULA MONASTRELL CASTANO



昨年11月だったか
ワイン仲間の誘いで中野坂上の藤小西で日本のワインの試飲会があり

興味本位で仲間3人でその試飲会に参加その後で飲み会しようということで集まった


二次会的になった飲み会に
私はジャンティアルの 1er メカドVV 2007を、もう一人がこのヘクラ2004を
新宿のフレンチレストランへ持込んだ
ちなみにメカドのVVは好評でVintageに比べてイメージされる味わいより好印象だったようだ


元々はワイン会を開ける場所の探索に格好つけて
あーだこーだと仲間内でワイン談義などなどでただ飲んでいるオヤジたちなのである


私が「なんじゃこりゃぁ・・・重いけどいけるじゃないですかぁ」
友人(大先輩)曰く「PP91付いてるんだよ。でも1300円」

スペインはPPの高いものが多いのだがまだまだ飲んでないワインは多いなあ
と納得しながら記憶に刻み込んでおいたのが約2ヶ月半前




その時の初めて出会ったセパージュの”モナストレル”の味わいや価格に魅力を感じ
ヘクラのVintage2004を探して2本入手したもの



そんな思いもあったのだが改めて飲んでみると
不味くはないのだが昨年のような感動もなく・・・・・予想される味であるから必然かな

ちょっと口中での重さと濃さと後引きが悪く

ボトルが空くのに3日間もかかってしまった


飲んでて思ったのだが
このワインの葡萄であるモナストレルはどちらちらかと言えば長熟系のように思われる

残りの1本はセパージュの強さの確認をするためにもダメ元で2014まで寝かせようと思う
価格1300円のワインがそこまで熟成させられれば大したものだ

安くて美味しいテンプラリーニョ フィンカ・ヴィエハ グランレゼルバ1992

2010-01-09 | スペイン/ポルトガル
フィンカ・ヴィエハ グランレゼルバ テンプラリーニョ
FINCA VIEJA 1992 GRAN RESERVA 1992



ヴェンタ・マザロンと一緒買ったもので

ラベル裏にラマンチャという産地名を見つけ
     ・・・・・そう、あのドンキホーテの町

アランフェス交響曲で有名なアランフェスへの旅の途中で立ち寄り
    ・・・確か街の外側は荒野だったなあと記憶をたどりながら


価格的に2000円強だったので売れ残りかもと不安も感じながら
まあそれなりの17年の熟成感を期待したもの


開栓当初は鞣革の香や土ぽさのある香があったのだが
30分程度で香が飛んでしまった

あーらら・・・やっぱりそんなものかと妙な感心


飲んでて感じたのがこのワインは葡萄の持つ強さがなかったのではと思う
92はボルドー同様にスペインも恵まれた年ではなかったのかな

薄い味わいではあるが全体的にバランスはとれており
それなりに楽しめるワインではある




色調に若干のオレンジも混じってきて熟成感が漂って綺麗な色



グランレゼルバの割に17年間が樽のビシビシ感を丸くし重くもなく
気楽にカジュアルで飲むにはそういった熟成感もあって丁度いい

価格を考えれば贅沢は言えないだろう

むしろ買いかも



新進気鋭のスペインワイン ヴェンタ・マザロン 2005

2009-12-30 | スペイン/ポルトガル
ヴェンタ・マザロン 2005 ヴィニャス・デル・セニト
VENTA MAZARRON


2002年に初Vintageとなったというワイン

あまり期待したわけではなく
高価になったボルドーなら
味わいや香りにCSに似たものがあるテンプラニーリョで探したもの



接木されていないテンプラニーリョ
という意味のティント・ド・トロ100%という売り文句で購入

何だかシャルロパン・パリゾのフラン・ド・ピエ(純粋な足=接木していない)を思い出させてくれる

まあそんなイメージが広がって試しに買ったもの



全体のバランスはVintageからは想像できないしっかりしたワインだと思う

樽香を醸しながらタンニンが余韻として舌に残るのが好みが分かれるだろう

果実の甘みが舌にちょっと残るのがバランスを崩しているところかな

造りがしっかりしているので
あと2~3年でバランスが良くなっていくだろう