ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

安くて美味しいテンプラリーニョ フィンカ・ヴィエハ グランレゼルバ1992

2010-01-09 | スペイン/ポルトガル
フィンカ・ヴィエハ グランレゼルバ テンプラリーニョ
FINCA VIEJA 1992 GRAN RESERVA 1992



ヴェンタ・マザロンと一緒買ったもので

ラベル裏にラマンチャという産地名を見つけ
     ・・・・・そう、あのドンキホーテの町

アランフェス交響曲で有名なアランフェスへの旅の途中で立ち寄り
    ・・・確か街の外側は荒野だったなあと記憶をたどりながら


価格的に2000円強だったので売れ残りかもと不安も感じながら
まあそれなりの17年の熟成感を期待したもの


開栓当初は鞣革の香や土ぽさのある香があったのだが
30分程度で香が飛んでしまった

あーらら・・・やっぱりそんなものかと妙な感心


飲んでて感じたのがこのワインは葡萄の持つ強さがなかったのではと思う
92はボルドー同様にスペインも恵まれた年ではなかったのかな

薄い味わいではあるが全体的にバランスはとれており
それなりに楽しめるワインではある




色調に若干のオレンジも混じってきて熟成感が漂って綺麗な色



グランレゼルバの割に17年間が樽のビシビシ感を丸くし重くもなく
気楽にカジュアルで飲むにはそういった熟成感もあって丁度いい

価格を考えれば贅沢は言えないだろう

むしろ買いかも




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