ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ボデガス・オルドネス  ニシア 2013

2015-03-15 | スペイン/ポルトガル
Grupo Jorge Ordoñez  Bodegas Jorge Ordóñez Nisia 2013

立体感のある凹凸ラベルが個性的で気に入ったこともありますが、これは良いワインですね。ヴェルデホ100%のスペインワインです。インポーターのミレジムさんの取り扱いであることは、先のマルシェ・デ・ヴァン2015で出会ったのですが、当日はいろんなワインを試飲して酔いもあったので、どうかなという思いもあったのですけど、試飲の印象は正しかったと実感。2011はPP91だったようで、ヴィンテージ評価の低い’11でPP91なら、’13の方が良さそう(未発表)なのでP92-93あたりが出るかも。 *^^*

開栓当初から温度が低いにもかかわらず、香りは軽く木の実、鞣革、グレープフルーツや桃、一種ヴェルデホの香りと言えるバラ、金木犀など。柔らかそうな反射のある液面、粘性も十分そうに見えます。味わいも雑味がなく、同じヴェルデホ100%のキンタルナ2013と比べても雑味のような苦味がない。キンタルナで感じた苦味は雑味だったんですねえ。 デタ! 味覚音痴 ^^; 

<3日目>
甘酸っぱさが後引くようになりグラスが止まりません。雑味も微塵も感じません。果実の甘みが強いのですが、酸の強さとミネラル感で旨さの厚みを形成しています。こんなに若いヴィンテージのなに、粘性のある液体が3日目で素晴らしいバランスになっている。廉価なワインですが、元々どんなワインも常識的な値段で取引されていたはずです。故に、このVVのワインは、熟成したらどんな凄いワインになるのか試してみたくなりました。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。