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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

フェウド アランチョ ダリラ 2012 

2014-06-22 | イタリア
Feudo Arancio Dalila 2012

アランチョのワインはコスパに優れたワインで、そのシリーズの中に少し高いけれど大差ないワインを見つけて購入したもの。グリッロとヴィオニエの余韻の苦味が同じタイプで、考えてみれば、イメージが少し重なるセパージュですので混醸が上手くいくのでしょう。

モトックス情報によると、受賞しやすいと思われる地方のコンクールでの受賞しているようですが、あくまでも廉価版でコスパを示すものと思います。シーフードピザに気軽に合わせてみましたが、気取らない良いワインです。

<モトックス情報>
原産国:イタリア
地方:シチーリア
原産地呼称:テッレ・シチリアーネ I.G.T.
品種:グリッロ 80%/ヴィオニエ 20%
醗酵:グリッロをステンレス/ヴィオニエをオーク樽醗酵後、マロ・ラクティック醗酵
熟成:グリッロをステンレス 12ヶ月/ヴィオニエをオーク樽 8ヶ月(225L、フランス産)
    その後ブレンドし、ステンレス熟成 4ヶ月 瓶熟成 4ヶ月
年間生産量:100,000 本
栽培面積:92ha
平均収量:63hl/ha
樹齢:7~8年
コンクール入賞歴:(2012)ムンダスヴィニ 2014 金賞(2010)ムンダスヴィニ 2012 金賞
            (2009)ベルリン・ワイン・トロフィー2011 金賞



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カンティーナ・サンタ・マリア・ラ・パルマ アラゴスタ ロゼ 2012 

2014-05-28 | イタリア
Santa Maria La Palma Aragosta Rose 2012

サルディニアのワインは初めてです。
セパージュは、カンノナウ60%、カニュラーリ、モニカ、カリニャーノらしいです。初めて味わう葡萄ですが、南仏のロゼのような感じです。気軽くシーフードに合うのは分かりますので、名古屋風の手羽先に合わせてみましたが、これがそこそこ合っていけました。夏の暑い日にはきーんと冷やしていだくのも良いかも。



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ファルネーゼ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ カサーレ・ウ゛ェッキオ 2012 

2014-05-16 | イタリア
Farnese Casale Vecchio Montepulciano d'Abruzzo 2012

ウ~ン(?_?)  評判が良いらしいですが、印象としては普通の酸味があるモンテプルチアーノです。開栓仕立ては、硬さも酸味も強いのですが、徐々に開いてきます。でも、このセパージュに関しては、知識もあまりないせいか、どこが良いのか良く分かりません。コッレフリージオに較べると、MLFの影響か微妙に乳酸ぽいところがあるのが違いでしょう。

それなりに飲めますが、暑い日にはちょっと重いなあと感じます。



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ヴィーニェ・エ・ヴィーニ プリマドンナ シャルドネ・ディ・プーリア 2012 ②

2014-05-14 | イタリア
Vigne e Vini Chardonnay di Pugli PRIMADONNA 2012 

冒険心で探求しているうちに出会ったワインで、出会い頭の印象ではなかったか、印象が変わってないかなど、初飲みから3ヶ月たって心配になり開栓してみました。

値段の割に果実味もあり、酸もしっかりあって、ドライフルーツもあって、普段飲みの白として気に入っています。それにしても、ボトル差もないのは嬉しいですね。



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コッレフリージオ ゼロ モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2011

2014-05-01 | イタリア
Collefrisio Zero Trebbiano Montepulciano d'Abruzzo 2011

このワインは、2010を飲んだのが初めてで、故に今回が2回目です。
イタリアワインを飲み慣れてきたのか
前回と違ってめちゃ濃い感はないという人の慣れって怖いものがあるなと実感。

それよりも、味わいに前回よりも酸味を感じます。
香りは、グラス空間の上側に酸味を感じますが、下側に紫のブーケがあります。

総じて、VT'11は悪くはないが、飲める範囲で酸が強め。
時間が経つと動物臭を湛えてきますので熟成させてみたくなります。
酸が落ち着いてくれば、なかなかの上物に生まれ変われるような気もしないわけじゃない・・・・・かな。



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ヴィーニェ・エ・ヴィーニ マルヴァジア・デル・サレント ドーディチ・エ・メッツォ 2012

2014-04-28 | イタリア
Vigne e Vini 12 e mezzo Marvasia del salento 2012

濃くなく薄くなく、サラッとしているのに果実味があって
これはカジュアルに飲めて好いですね。
甘ったるさがマルヴァジアのイメージだったのですが
このマルヴァジアいけますね。
この造り手は、基本的にここのプリマドンナ2012が気に入って
ここのワインを一通り飲んでみようと思い
今回のように見つけたら試しています。

香水のような化粧っぽい香りが好みではないのですが、引っかかりのないワイン
普段飲みとしては、先般のマンドラロッサのフィアーノよりもこっちの方が好みです。



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セッテソリ マンドラロッサ・フィアーノ 2011 

2014-04-22 | イタリア
Settesoli Mandrarossa Fiano 2011

フィアーノ100%のシチリア産のワインです。
色調も好みで、初日は香が今一歩でしたが、3日目は僅かですがフルーツ香が出てきました。日増しにバランスが取れてきて、香味がクリアになってきてなかなかです。
価格的にもテーブルワインとしての気軽さがあって、食事も選ばなさそうで、焼き鳥の塩焼きあたりやアクアパッツアなど幅広い選択ができそうで、キーンと冷やしたワインでやりたい気分になります。気のおけない仲間とワイワイガヤガヤ飲むような、女性受けも良さそうなワインです。



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プラネタ・セグレタ ビアンコ 2012

2014-04-06 | イタリア
La Segreta Bianco Planeta 2012  

初物ワインを飲むのが最近の楽しみなのですが、今回のワインは、グレカニコ50%、シャルドネ30%、ヴィオニエ10%、フィアーノ10%のシチリアのワインで、割合を見ての通り土着品種のグレカニコ主体です。
開栓即では、若いせいかセパージュの鬩ぎ合いがあって口中楽しくないです。 ・・・2日目には面白い変化でも期待していいのでしょうか。  ̄  ̄!
そんなことを記載していたら、温度も上がってきて、余韻の軽さと抜ける感じが物足りませんが、セパージュのハーモニーが少しでてきて、随分良くなってきました。苦味のようなミネラル感もあり・・・ 価格からみれば、それなりで好いんじゃないでしょうか。



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ヴィーニェ・エ・ヴィーニ プリミティーヴォ・デル・サレント 12・エ・メッツォ 2012

2014-03-31 | イタリア
Vigne e Vini 12 e mezzo primitivo del salento 2012

色調は、見た目からめちゃ濃い~のかと思いきや、思っているほどは濃くないけれど、やっぱりイタリアの赤は定番のように濃いです。

香味は、ブラックチェリーやチョコレート漬けのプラムなど濃いフルーツをイメージさせ、石灰系のミネラル香も漂っています。タンニンが細かく、樽がまだ余韻まで残るのは正直好みではありません。若い頃は、それがボルドー的で良いワインだとか勝手に思っていたこともありましたが・・・。

造り手のヴィーニェ・エ・ヴィーニは、日本では間違いなく無名の造り手ですが、こんな値段で実に香味が面白い! ◎_◎;



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カンティーナ・ディオメーデ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ 2008 

2014-03-26 | イタリア
Cantina Diomede Aglianico Del Vulture 2008

熟成6年目のまだ若いワインですが、香味に面白みがあります。アリアニコは、アリアニコ・デル・ヴェルトゥーレ メッセール・オト 2008 以来ですが、またこのワインとは同じセパージュでもえらく違いを感じます。

色調は、濃いだろうと思いきやイメージと違って薄めで、インキーさがないです。
香りは、MFLの影響でしょうか、甘酸っぱさのある乳酸のアロマが支配的で、ブーケは紫系のラベンダー畑がイメージされます。軽くミネラル香を感じさせるのもいいです。
味わいは、細やかなタンニンがしっかりありますが、それも一役買って美味しいです。乳酸飲料的な甘酸っぱさが初めて味わうタイプで面白い。

何だか生姜焼きが食べたくなってきました。焼肉でもいいかな。でもこれって餃子でも合うかも・・・試してみてちょっと負けますが悪くないですね。カンティーナって仏語のCave=地下貯蔵庫あるいはワイン酒蔵・居酒屋の意味らしいですが、購入価格は1Kでしたので、素晴らしくQUALITE-PRIXな居酒屋ワインです。こういう気取らないワインって好いですねぇ。 *^_^*v

<3日目>
乳酸が随分弱まって飲みやすくなってきました。と同時に、一皮むけたような味わいに変化して、ボトルも肉厚でとても千円のワインではない風体です。アリアニコって長熟なんでしょうねえ・・・面白い! で、納得です。

<モトックス情報>
原産国:イタリア
地方:バジリカータ
原産地呼称:アリアニコ・デル・ヴルトゥレ D.O.C.
品種:アリアニコ 100%
醗酵:ステンレス・タンク/主醗酵後、マロ・ラクティック醗酵   
熟成:オーク樽熟成 6ヶ月(新樽比率10%)/ 瓶熟成 24ヶ月以上
年間生産量:80000 本
平均収量:50hl/ha
樹齢:26年
土壌:火山性土壌



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テッレ・デル・バローロ バローロ・リゼルヴァ・コルダーナ 2004

2014-03-21 | イタリア
Cantina Terre Del Barolo Barolo Riserva Cordana 2004

バローロ最大級の生産者協同組合のワインです。先日のシャルドネもベローナの組合ワインでしたが、買い求めたショップのDSKさんは、この手の組合モノを扱いなれているのでしょう。
この手の協同組合ワインは、バラつきが少ないのは推して知るべしであり、それだから抜きん出たものもない。まあ、いわゆる”毎年平均点君”で、わたしには本来ちょっと面白くないワインです。

このワインのセパージュは、ネッビオーロ100%。味わいはタンニンに酸化があり、既に熟成の下り坂に入っています。色調も熟成色というかレンガが入りつつ、薄めのワインですが雑味を僅かに感じる以外に、価格的にも満足すべきワインですね。

それなりに10年という時を熟成の中で楽しみましょう。



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カンティーナ・ヴァルパンテーナ シャルドネ・バロンチーノ 2012

2014-03-11 | イタリア
Cantina Valpantena Chardonnay dell Veneto BARONCINO 2012

香味にミネラル感のある香りと味わい。
ヴィンテージに似合わない柔らかな酸味でシャルドネが美味しいと感じます。
欲を言えば、凝集度が上がって果実味がもう少し出てくるとと思いますが、
インポーター兼ショップのDSKさんの特価にそりゃあ贅沢で無理な注文はできません。
ま、普段飲みでは既にバランス良く十分でしょう。

<某店WEBから>
ヴェローナから数分の所にあるヴァルパンテーナ渓谷の協同組合が造るワインで、
現在260の農家で700ha(ヴェローナDOCのほぼ全て)のブドウ園を経営し・・・・・ (途中略)
ステンレスタンクの殆んどが500hlでその数なんと200。
そしてすべてのタンクをコンピューターで管理しているとのこと。



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アジィエンダ・アグリコーラ・ディ・レナルド トォー! 2012 

2014-02-26 | イタリア
Azienda Agricola di Lenardo  TOH! 2012

このワインのセパージュは、初めて味わうフリウラーノ100%。

果実の旨味は、初物の新鮮味があって、こんなワインもあるんだと感動的な印象も受け、
若干なりとも過分に評価してしまいそうになります。

がしかし、結構美味しいのですが、2日目、3日目になるとこんなものかって印象がトーンダウン。
人の味覚って、慣れると初物のときのワクワク感が無くなって、寂しい限りです。 ^^;



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ヴィーニェ・エ・ヴィーニ プリマドンナ シャルドネ・ディ・プーリア 2012 

2014-02-17 | イタリア
Vigne e Vini Chardonnay di Pugli PRIMADONNA 2012

最近は、好んで”何だこれは?”というワインを探して試すのが面白くて、今回のワインも 「オーナーでありエノロゴであるコジモ氏は農学者」 というこれくらいしかない情報で、あとはエチケット含めジャケ買いに近い直感的感覚で選んだワインです。

産地は、イタリアのかかとに近いプーリア州のワインで、以前に特価で千円にも満たないカンティーナ・ディオメーデ ラーマ・ディ・ムッチ シャルドネ が思いの外美味しかったので、柳の下の二匹目を狙って購入してみました。

このワインは、ネットで調べても何と数件しか検索結果が出なくて正体不明でしたが、実際に飲んでみてビックり。実は、ここで掲載するかしないか考えましたが、決して上から目線ではなく、ちゃんとしたワインをちゃんとした価格で飲んでほしいと思い、参考までに敢えて掲載しました。高価なワインでないと満足できない方は、どうか読み飛ばしください。

千円余りの価格から、色調もさることながら香味に想像できない、普段飲みでは申し分のない良いワインです。果実味だけでなくミネラル感も十分で、あと2~3年で可也変化しそうなイメージの当たりワインです。インポーターの㈱メモスって・・・ 調べると、イタリアワインや食材、ファッションのイタリア人社長の輸入業者ですね。まあ、商売っ気のない良心的価格設定も素晴らしい。数本セラーで寝かしてみようか・・・・・ ま、2日目の変化を見てからですね。

<2日目>
2日目は、初日と何ら変わらず造りがしっかりしています。若いが故か、完熟に近いパイナップル香に未だ味わいが付いてきてない。今でも十分美味しいのですが、エアレーションと温度が上ってくると、口中は果実味が充満してきますので、間違いなく数年待った方が良さそうです。



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パッソピッシャーロ シシリア・ロッソ 2009

2014-01-11 | イタリア
Passopisciaro Sicilia Rosso 2009

セパージュは、初めて味わうネレッロ・マスカレーゼ100%。開栓即では今まで味わったことがない酸味に違和感があります。それでも20-30分で酸が落着いてきて、バランスが一気に上がってきました。、

香りは、石灰系ではないミネラル感があります。こういうタイプのワインは初めてなので、これが火山特有? のものかどうかは分かりませんが、面白い香味です。久しぶりに家内が一口飲んで酸味が強いとか云々・・・・・ でもわたしはそう感じなかったのは、恐らく開栓時の特異で強めにでる酸の影響かと。 

酒石酸が、コルクに少し付いていて、ボトル口にも付着していましたので、薄めの色調ですが、割と糖度が高そうです。このワインの存在は知っていましたが、今まで飲む機会がなかったのですが、シチリアのマスカレーゼを楽しめました。 



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