goo blog サービス終了のお知らせ 

ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

レ・マッキオーレ ボルゲリ ロッソ 2012

2015-02-19 | イタリア
Azienda Agricola Le Macchiole   Le Macchiole Bolgheri Rosso 2012

従前から存在は知ってはいましたが、味わいの想像がついていたので、今までに試したことはなかったです。今回は、到着便のケースにスペースがあったのと、一度試してみないとと強迫観念から、重かった腰を上げて試し買いしてみました。

香味はイメージ通りで、若干シラーのグリエ香がしますが、それを除けばまるでボルドー。良いワインなのでしょうが、ボルドー系なら同価格帯のCH.セネジャック2009と比較してしまいますので、そうなるとセネジャックの方が遥かに分がありますね。

<モトックス情報>
ワイナリー名:アジィエンダ・アグリコーラ・レ・マッキオーレ
ワイン名:レ・マッキオーレ ボルゲリ・ロッソ
ヴィンテージ:2012
原産国:イタリア
地方:トスカーナ
原産地呼称:ボルゲリ D.O.C.
品種:メルロー 50%/カベルネ・フラン 30%/シラー 20%
醗酵:ステンレス・タンク/主醗酵後、ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵   
熟成:75%はオーク樽熟成10ヶ月(225L、新樽使用無し)
    25%はコンクリート・タンク熟成、10ヶ月 瓶熟成 6ヶ月以上
年間生産量:100000 本
栽培面積:22ha
平均収量:30-70hl/ha
樹齢:9-28年



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村<>

ヴィニョーブル・ギョーム ヴァルス・ロゼ NV

2015-02-17 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Vinoble Guillaume Valse Rosé Methode Traditionnelle Brut NV

この泡は、ワインそのものは美味しいんですけど、泡の持続性が短いのが欠点で、ちょっと残念です。気泡の持続性が改善されたら、もうこの値段では買えないかもしれません。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

シャトー・ムルギュ・デュ・グレ  テール・ド・フ  2009

2015-02-16 | ラングドック/南西地区/マディラン
Château Mourgues du Grès Terre de feu 2009C AOC:Costières-de-Nîmes

「Terre de feu」って火の大地って凄い名前が気に入って試し買いしてみました。ワインは、結論から言えば、力強さがありますが、まだまだ実力発揮できておらず、今後どう変化するのかというところです。

香りは、セパージュがグルナッシュ90%・カリニャン8%・シラー2%とありますが、一番少ないシラーの強さが目立ちます。
味わいは、要素それぞれはしっかりしていますが、甘酸渋のバランスはまだまだです。それよりも、10年20年でこのワインがどう熟成するのか面白いかもしれません。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ジェラール・ラフェ ブルゴーニュ・パストゥグラン 2008 

2015-02-13 | ACブルゴーニュ
Jerard Raphet Bourgogne Passetoutgrain 2008

こりゃあ・・・・・・ダメですね。(×_×;) パスグラは滅多に飲まないのですが、飲むには頃合いの良さそうなヴィンテージでしたので試し買いしてみました。

ヴィンテージの悪さ加減もあるでしょうし、クラスの問題もあるでしょうし、凝集感もさっぱりですし、このクラスに文句言っても仕方ないのですが、かろうじて飲めるだけマシなのか?! でも、フランス外の他地域であれば、値段的にも十分なワインがあることを考えると、裾ものでも手を抜かず良いものを造って欲しいですね。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ブーケンハーツクルーフ & クードレ・ド・ボーカステル  ミニワイン会 à Nakano

2015-02-11 | ワイン会/レストラン
中野のツイテルで軽く一杯会をN氏夫妻とやってきました。

今回は、南アフリカのブーケンハーツクルーフ セミヨン 2007が2本手に入ったので、牛を中心に食べ合わせをみるのも一興と思い、中野のツイテルにお邪魔しました。

開栓は、Boekenhoutskloof Semillon 2007 続いて Coudoulet de Beaucastel 1999 の順番。

私の持参品のブーケンハーツは、熟成感も出てきてますが、まだまだ峠を登っている状態で、もう1本は最低でもあと2年、できればあと5年程度寝かせようかと思いました。
このワインは、木の実、鞣革、腐葉土、マンゴーぽさのあるパイナップルなどの香り立ちの良さもさることながら、味わいも素直で蜜っぽさもありますが、トロミや余韻にある邪魔にならない苦みが全体を引き締めて好感が持てます。南アのレベルは本当に侮れないと思える一瞬ですね。
”7つの椅子”のラベルはセミヨン、シラー、カベルネソーヴィニヨンの3種類あるのですが、どれもフラッグシップのようです。



N氏持参のおなじみのクードレはBeaucastelのセカンド的ワインですが、セパージュ構成も違うのでセカンドではなくて全く別物ですね。PP91とのことですが、99の熟成感があってなかなか。時間が経つと沢庵の香りも出てきてじんわりと変化も楽しめました。Beaucastelが旧クラスマンで三ツ星の造り手であることが、伊達ではないということなのでしょう。



あれやこれやとテーブル一杯の皿が並んでいたのですが、写真を撮り忘れ、気がついたら最後のメインディッシュの熟成肉の炭焼きステーキだけはの写真しかありません。・・・いつものパターンに閉口 アッチャー<(_ _)>
〆に阿佐ヶ谷の手打ち蕎麦屋さんに移動して日本酒を2種(酔いで忘却 ^^; )いただき満足。


にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ミシェル・ブゴー ル・セリエ・ド・ボール シードル・フェルミエ NV

2015-02-08 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Michel Bougault Le Cellier de Boäl Cidre Fermier Brut NV

随分久しぶりのシードルです。なかなか美味いですね。造り手は、ブルターニュ地方でも少し内陸部に入ったレンヌから30㎞ほどのところとのこと。でも、何だか一度家族で訪れたノルマンディ地方の町リジューを思い出します。このリジューは、若くして聖人となったことで有名な”リジューの聖テレーズ (Sainte Thérèse de Lisieux)”を思い出します。ま、雑駁な言い方すれば、ブリテインの語源となったブルターニュ、そしてノルマンディは、北部フランスであることに違いはないですから。

知らなかったことですが、シャンパーニュで言うところのRMがシードルでのシードル・フェルミエ(Cidre Fermier)になるそうです。

沢山のシードルを飲んだわけではないですが、これはピュアなリンゴ果汁を感じる今までで一番好みのシードルです。ALC4%ですのでビール変わりに丁度いい。つまみはクレープ・サレ(甘くない塩味ベースのもの)、できれば、そば粉生地でベーコン、半熟目玉焼き、チーズが入ったものが食べたい!



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

シャトー・セネジャック オー・メドック 2009 ⑤

2015-02-06 | ボルドー
Château Sénéjac HAUT MEDOC 2009

セネジャックは1年ぶりです。この1年で随分美味しく変化し、今のところ良い方向で熟成していっていると思います。と言うことで、この変化を楽しむために、毎年この時期に開けましょう。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ミンコフ・ブラザーズ サイクル シャルドネ/コロンバール 2013 ②

2015-02-04 | 東欧
MINKOV BROTHERS Cycle Chardonnay-Colombard 2013

9か月ぶりで少し優しくなりました。セパージュの融合性も出てきて良くなりました。
でも、苦みが、嫌味というか雑味というか、ちょっと目立ちます。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ドメーヌ・ヨヨ KM31 2010

2015-02-02 | ラングドック/南西地区/マディラン
Domaine YOYO KM31 2010

産地は、コリウールというペルピニャンからバルセロナ方向へ20㎞ほどの地中海に面した町です。このワインは、フラッグシップワインで、KM31とは畑が県道から31kmの所とのこと。購入後、セラーで3年近く寝かせていました。で、造り手はブルーノ・デュシェンの知り合いというのが宣伝文句。

5年目でガーネットが入ってきている? ちょっと早いんじゃなぃ?! グルナッシュがメインでしょうが・・・ Netを探してみてグルナッシュ70%、カリニャン30%で、ビオと判明し、まあそれは納得。造り手は、ワイン醸造では新人のようで、味わいに深み、広がり、奥行き、経時変化、等々に無理があるように感じます。仕方ないことでしょうが・・・。

香りは、開栓して最初に来るのがALC臭、ちょっと籠るようなビオ臭も? 
味わいは、葡萄の味わいが余韻に強く出過ぎて、葡萄の味わいが出ているのは良いことですが、全体バランスとしてはウ~ンですね。決して不味くはないけれど、美味しいと言うにはちょっと憚る。ウチのご意見番は一言美味しくないって・・・ アッチャー *_*;

YOYO女史がいろんな経験を積んで行く中で、オッて思わせる日はそう遠くはないのでしょう。そう期待して飲ませていただきます。

※インポーターはコスモジュンですが文字が見えません。透明フィルムで見えないのであれば文字を銀とか金にするなど改善すればいいのでは・・・。貧相なブッションも改善の余地ありですね。


にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ニュートン・ジョンソン サウスエンド シャルドネ 2013

2015-01-29 | 南アフリカ
Newton Johnson Southend Chardonnay 2013

このワインは素晴らしい。ヴィンテージは、2012よりも2013の方が好みです。わたし程度の飲み手では、ブラインドならブルゴーニュと間違えるでしょう。ピュルニーとシャサーニュの中間的で、明るさから少しカリシャルっぽさを感じるかもしれませんが・・・。

香りは、沸々と湧いてくるイメージで、CDらしい芳香を放っている。石灰等ミネラル香、熟れる直前のパイナップル、薄っすらと木の実、しっとりとした鞣革など。
味わいは、硬さはありますが、小振りのフルーツなど、後引く甘酸っぱさが美味しい。南アの2013は、ヴィンテージチャートは未だですけど、天候が良かったのかと思わざるをえない。

写真の通り、足の出方と言い、下手なブル白なら負けちゃいますねえ。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ミンコフ・ブラザーズ サイクル ピノ・ノワール 2013 ②

2015-01-27 | 東欧
MINKOV BROTHERS Cycle Pinot Noir 2013

普段飲みであれば、普通に美味しいワイン。2013は2本目ですが、2012よりもひっかかりもなく、ピノの美味しさを味わえます。きっとブルガリアのヴィンテージチャートがあれば結構良い点数が付くヴィンテージかも?



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

う~ん! 四恩 ローズ ロゼ 2014

2015-01-24 | 日本のワイン
四恩らしい柔らかさはあります。でも、線が細いですね。

これは、”SION-Nouveau”とでもいうのか? 悪くはないのですが、価格的に廉価であることで救われているワインとは言い過ぎになるかなあ。 ^^;  おっ、ウチのご意見番が ・・・炭酸だけで美味しくない・・・ ってか +_+

 

にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ニュートン・ジョンソン フル・ストップ・ロック 2010 ②

2015-01-22 | 南アフリカ
Newton Johnson Full Stop Rock 2010 Syrah/Grenache/Mourvedre

初飲みだった前回が2014.03の約1年前。コメントを見ると、冒頭に「これはいいワインですねぇ!」と記載してました。

で、今回はボトル差もなく実にいい塩梅です。この香味に近いのは何だろう? とイメージされるのが1年少々で6本飲んだ (1本目) Roger Sabon Chapelle de Maillac LIRAC 2010

勿論、主たるセパージュがグルナッシュとシラーの違い(Sabonは混醸率は不明)はありますが、リラックの自分銘酒"マイヤック"に近いとは・・・。このヴィンテージ2010は、摘みの鉄火にも合って、香味的にも価格的にも素晴らしいワインですね。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

シャトー・ジュン 甲州 2013

2015-01-18 | 日本のワイン
Chateau Jun 甲州 2013

甲州ブドウの美味しさ ・・・四恩とは別世界の軟かさ・・・ を今年もいただきます。
今年のワインは、去年より色調が薄目で、初日は凝集感の若干の弱さを感じます。でも、2日目は凝集感も出てきて、バランスの良さ、ピュアさ、そして呑み易さが光ってますよね。故に来年も試すんでしょうね。きっと。 (^^)

夕食の和食だけでなく、ビールや日本酒の肴にしている ほうたれイワシ (瀬戸内の頭も背骨も柔らかい 「頬が垂れるほど美味しい」) の乾物を炙って、ワイン山梨でイワシは瀬戸内ですが、これが違和感なく美味しくいただけるのはやっぱり日本という地産地消かな。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村

ブーケンハーツ・クルーフ チョコレート・ブロック 2012

2015-01-16 | 南アフリカ
Boekenhoutskloof Chocolate Block

今回は、最近ちょっと気になる南アフリカのワインです。
セパージュは、現地エチケットからシラー70%、カベルネソーヴィニヨン13%、グルナッシュ10%、サンソー6%、ヴィオニエ1% 。ここのフラッグシップの7つの椅子のラベルのシラーを探しましたが、これがみつかったら奇跡かも。ま、そこまではいいっか。

開栓当初は、インキーですがグリエ香が弱く、樽香に混じって無いはずのメルローが入っている錯覚を受けます。余韻ではSRの強さを感じてちょっと疲れるワインかと思いきや、1時間ほど経ちますと、トーンが落ちてきて柔らかく余韻まで一定してきて、飲み応えのある良いワインの風情が。2日目の変化を待ってみましょう。

<2日目>
2日目も少しは柔らかくなりましたが、泰然自若としてびくともしない。とても3K程度のワインとは思えない、しっかりした骨格の強いワインですねぇ。このワインの余韻を楽しみながら飲むには、10年は見ないといかんでしょう。 ・・・満杯のセラーにスペースを作るには厳しいかな。 ^^;



にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村
にほんブログ村 酒ブログへにほんブログ村