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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

エスパス・ヴィヌー・ジャポン 有志新年会

2015-01-14 | ワイン会/レストラン
Espace-Vineux-Japon の2015新年会が、中目黒の南仏レストラン Bouchon Provencal で、6名+お子様1名で開催されました。

<試飲順>
1.Bruno Paillard Première Cuvée NV(お店)
2.Martinelli Chardonnay Zio Tony Ranch RRV 2008(持参品)
3.Domaine Tempier Bandol Rosé 2012(お店)
4.Maison Leroy Monthélie 1976(Np氏)
5.Domaine Daniel Rion Clos Vougeot 1986(N氏)
6.Domaine Daniel Rion Clos Vougeot 1986(Non étiquette/Np氏)

ブルーノ・パイヤールNV撮り忘れ
デゴルジュマンの期日は不明ですが、1年程度セラーで寝かしていたかも? で、ロブションでロゼを試飲したイメージと違い、この白のNVの方が優しく万人受けするタイプですね。


マルティネリRRVはやはり美味しい。PP95ですが、Kongsgaad the Judge2004 (PP98)よりも間違いなく好みです。時間が経ってくると香りの変化が凄くて、最後にはクレムブリュレにナッツが混じってきて、芳香が持続し、香る素晴らしさを感じます。でも、ヘレン・タリーは'08で手を引いたはずです。猪ラベルのマーカッサンは高すぎて買う気になれませんので、これが最後のボトルなので、見納めかな。


タンピエのロゼは初めてだったので、皆さんの意見を聞いて、採用!。ヴィンテージも若いのですが、酸の切れ味も心地良く、香味も良く、料理にも合ってました。


ルロワのモンテリーの70年代の古酒は初めてでしたが、しっかりした果実と酸、バランスも良くてちょっと驚きでした。これって逆に若かったら飲めなかったかも。



偶然ダニエル・リオン1986が何とかぶってしまいました。しかも5.の方が軽いブッショネと皆さんが指摘。でも、余韻の最後だけ僅かな不純な苦味がありますが、大した舌の持ち主ではないわたしには全然問題なし ^^;
逆に輪郭がしっかりしていたのがブッショネ?らしいラベルがある方で、ない方はちょっとぼやけてました。ヴィンテージ的には良い年ではありませんが、熟成の違いやボトル差の面白みも見れて、久しぶりに黄昏の美味しい古酒を官能できました。 
皆様、おおきに! (^_^)v です。



甘鯛のソテー系?を撮り忘れですm(_ _)m


Npさん、幹事ご苦労様でした。東シェフ、いろいろご配慮いただき、美味しく楽しくワイン会ができ有り難うございました。 <(_ _)>

ホッとする四恩醸造 「窓辺」 橙 2013

2015-01-08 | 日本のワイン
このブティックワインは、到着後しばらく置いてました。今回は、橙の色調が上手く撮れました。

飲んでみると、微発泡と、(寝かせて沈めていましたが)ボトルを意識的に滓が舞うように回せば濁りが出ます。シュールリーの所以か、濁したほうが濃く感じて果実の美味しさが感じられます。いつもよりもちょっと酸が弱めで、ちょっと甘めですが、ホッとするワインって嬉しいですね。
<2日目>
函館(だったか?)の烏賊の沖漬、これがスルメではなくヤリ烏賊だったのですが、甲州ワインと同化してマリアージュ。ひょんなことで味わった至福の感動的な時が記憶に刻めました。



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スマロッカ カバ グラン・ブリュット ロザート ピノ・ノワール NV 

2015-01-03 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Sumarroca Cava Gran Brut Rosado Pinot-Noir NV

お気に入りのピノ100%のカヴァで、昨年の1月いただいて以来でしたので、ちょうど1年ぶりで飲みます。
微細な泡、イチゴやフランボワーズなど赤系フルーツを中心とした、適度な甘みのある香味が美味しい。



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ドメーヌ・モーム ジュヴレ・シャンベルタン 1er ラヴォー・サン・ジャック 1999

2015-01-01 | ジュブシャン/マルサネ/フィサン
Domaine Maume Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaux Saint Jacques 1999

あけましておめでとうございます。
今年も気ままにやって参りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

このワインは、1999ですけど、開けるのがまだ早かった?。樽香が強く、あっらーです。購入時は、GCマジと1erラヴォーが同価だったので、へそ曲がりにもGCのマジではなくラヴォーにしたのですが・・・・・。

色調は、注ぎいれる色合いはガーネットで熟成真っ只中に見えます。濃さは、中庸より若干濃い目といったところ。

香りは、当初は樽香が強くありましたが、1時間程度で落ち着いてきました。土香、薄っすらと鞣革、アニス、紫系のブーケ、(スワリングして)生肉っぽい動物臭など。

味わいは、酸味もしっかりして、色調からイメージするよりも随分若い部分があります。クラシックな造りで、じっくり熟成させてから飲むワインなのでしょう。



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ド・トラフォード シュナン・ブラン 2012 

2014-12-29 | 南アフリカ
De Trafford Wines De Trafford Chenin Blanc 2012

南アのシュナンブランのワインです。開栓時にクルーゼでは、コルクが抜きぬくくて空回りを始めたので、ラギオールで抜きました。初めて飲む造り手ですが、ラベルのデザインが来年は今年と違うラベルで出る? (下の写真はvintage2011)ようです。顔が変わるのは、それも毎年の楽しみかな、面白いですね!


香味にシュナン・ブランであることは分ります。が、薄っすら苦味とともにミネラル感のある酸味が、テロワールの違いでしょうか、そのニュアンスがロワールのシュナンとはちょっと違うように感じます。

小1時間で酸が落ち着いてきて、まだちょっと強めですが美味しく飲める範疇になり、果実の甘酸っぱさが旨いです。

<2日目>
ほんのりした苦味が可成り消えて、少しトロミ感を感じつつ、凛とした出で立ちがいいですね。南アって探究すると面白い産地のように思えます。

<モトックス情報>
産国:南アフリカ
地方:コースタル・リージョン
地区:ステレンボッシュ
原産地呼称:W.O.ステレンボッシュ
品種:シュナン・ブラン 100%
醗酵槽:樽醗酵 (MLF無し)
熟成: 225&700lバリックにて9ヶ月(新樽15%)
年間生産量:6800 本
栽培面積:5ha
平均収量:35hl/ha
樹齢:34年
土壌:重粘土、砂利質
コメント:建築家のトラフォード氏が南アフリカの優良産地で極めて少量生産・手造りに
      こだわったワイナリー。果実味とオークのニュアンスが絡み合った複雑な
      味わい、余韻の長い凝縮感あるワイン
海外ワイン専門誌評価歴:(2014)ティム・アトキン2014 94点&ベスト・シュナン・ブラン



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ドメーヌ・パトリック・ユドロ オート・コート・ド・ニュイ レ・コロンビエール 2010 ③

2014-12-26 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Patrick Hudelot Hautes-Côtes-de-Nuits les Colombières 2010

インポーターの取り扱いがなくなったので、Hautes-Côtes-de-Nuits(蔵はエシェゾーetcありますが日本取扱はHCDNまで) でも大切に飲もうと思っていたのですが、先ほどセラーを(入替掃除)見てておもむろに開栓してしまいました。

コルクを抜いた瞬間の香に強めの甘酸っぱさを感じます。まだだよなぁって思わされる一瞬だったのですが、飲んでみると、酸の強さもありますが、しっかりした骨格を味わえる、将来性を感じながら楽しめるワインです。

タンニンの感じも良く、甘味も甘ったるさもなく、けれども余韻に残る甘酸っぱさも美味しい。甘酸渋が口中でいい塩梅の好みです。

この蔵って、どこか新インポーターさんでも見つかりませんかね。 ーー;



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蜜柑カクテル

2014-12-24 | 日記
甘ーい蜜柑が届いたので、手絞り果汁をスミノフで割って、炭酸水でいただいてみました。分量的には蜜柑汁50%、スミノフ20%、炭酸30%くらいでしょうか。なかなかこのアペリティフがイケます。

遊び心で作ってみましたが、シンプルですけれど、果実の甘酸っぱさとスミノフの相性もよくて、グットです。こういうのもありですね。

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シャトー・ラネッサン オー・メドック 1992

2014-12-22 | ボルドー
Château Lanessan Cru Bourgeois Haut-Medoc 1992

ラネッサンはこのボトルで最後になります。香りは、土や熟成による動物臭、紫系ブーケなど、色調は少しレンガが入ってきて、味わいは角も丸くて年齢そのもの。優しく酸もしっかりしていて、弱いヴィンテージですが、あと5年以上は大丈夫な様相です。

こういうボルドーを飲むと、つくづくボルドーも良いなあと思えます。



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エルヴェ・マルロー ブリュット レゼルヴ シャンパーニュ NV         

2014-12-19 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Hervé Malraud Brut Cuvée Reserve Henri Mandois Champagne NV

この泡は、輪郭をイメージさせるためなのか、ホンの僅かにあるレモンの皮の香りのする苦味が心地好い。
セパージュはCD50%、PN35%、PM15%。全体的にしっかりバランスも取れてて、若いのかイースト香もありますが、スターターとしては十分かと思います。




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カンティーナ・ディオメーデ ラーマ・ディ・ムッチ シャルドネ 2013

2014-12-17 | イタリア
Cantina Diomede Lama di Mucci Chardonnary Puglia 2013

廉価版の好みのシャルドネで、甘やかさに酸味、レモンピールの僅かな苦味がアクセントで、先般同じものを開栓しましたが、イカ墨スパを作るためにまたまた開栓しました。

イカ墨ソースは昔のようにわたしが造り、後はスパの塩分調整と茹で加減を家内へお任せです。もちろん、化学調味料一切なしです。

家内と長女がメチャ旨いとご満悦。10年以上ぶりかな、久しぶり作りましたが、微妙さ加減を体が忘れていませんでした。 一先ず一安心でした。^^/



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ヴィニョーブル・ギョーム ヴァルス・ロゼ NV

2014-12-15 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Vinoble Guillaume Valse Rosé Methode Traditionnelle Brut NV

この泡はなかなかいいです。ピノ・ノワール100%と好みの造りで、甘酸っぱさの心地よさがある泡です。



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ドメーヌ・アンドレ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・モン・ド・ボンクール 2010 ④

2014-12-13 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Andre CHOPIN Côte de Nuits Villages Les Monts de Boncourt 2010

このワインは、小振りですが、やはり旨い。vintageが良いのもありますが、造り手のエッセンスが詰まっているように感じます。もっと買っておけばと後悔後先立たず!




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ワイン会 於:中野

2014-12-09 | ワイン会/レストラン
フランスのワイン会の日本版 Espace-Vineux Japon 有志忘年会は、N氏邸で開催させていただきました。
試飲した順番は以下の通り。

1.Sumarroca Cava Brut Nature Gran Reserva 2009
2.Maison Leroy Savigny-lès-Beaune Blanc 1999
3.Bouchard Père et Fils Chevalier Montrachet Grand Cru 1989
4.Domaine Joblot 1er Clos de la Servoisine 2005
5.Domaine des Beaumont Charmes-Chambertin Grand Cru 2002
6.Domaine Jean Pierre Mugneret Echézeaux Grand Cru 1979


サヴィニ-のミネラル感らしさがあって良かったですが、香りが立ってこなかったのは閉じに入っていて休眠していたのかと思います。あと数年寝かした方が良かったのかも。ワインって、開けるまで分からないから面白いのかもしれません。


懐かしいですね! 実はN氏所有のマルゴー1本(長男のヴィンテージ)とわたしの手持ちシュバリエ2本を入手価格からFR現地で交換したものでした。 私は現地で2ダース弱を全て飲みきって帰って来ましたので、もし今あってもてっきりご臨終かと思ってました。 ^^; 若干シェリーが入ってきてますが、時間と共に復活してきたのは流石シュバリエですね。


先日、同じ畑セルヴォアジーヌの2002を飲みましたが、この’05も同様に芯がしっかりしていて'02の延長線上にあって、今でも十分に飲めて、しかも長熟に耐えられるワインのイメージが広がります。


ドメーヌ・ボーモンとティエリー・ボーモンは中身は同一とのこと。で、今回わたしの持込だったのですが、このシャルムは、どちらかと言えば閉じている。2002のシャルムであればと期待して空振りかな。決して不味いわけではないのですが・・・。


「ジャン・ピエール・ミュニュレ」は名前は聞いていましたが、調べるとモンジャールの親戚でNSGの造り手とのこと。
このワインは、熟成36年の今回の目玉?(当日まで誰が何持ってくるか不明なので) この頃になると可成り酔っぱらっていて、ハッキリ言って香りの覚えがない。でも写真だけは撮っているのがえらいですね-。  アッラー ^^; 
しっかり味わいが残っているし、色調もレンガなのにまだまだ感がある状態。超長期熟成のために、なくなったものもあるなあ感じますが、そんなことよりも、年輪というか円熟味が全てカバーしていたような気がします。結構酔いも来てましたのでうろ覚えになりますが・・・(汗)。 でも、こんなワインよく持ってるなあN先輩!! 


エシェゾーのコルク状態

5人集まって、あーだこーだワイワイやりながら夜が更けました。
N氏奥様のK子様、場所がなかったので助かりました。みんなでお邪魔してお世話になりありがとうございました。<(_ _)>

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ミンコフ・ブラザーズ サイクル ピノ・ノワール 2013

2014-12-04 | 東欧
MINKOV BROTHERS Cycle Pinot Noir 2013

このブルガリアのワインは、ヴィンテージ2012からインポーターが取扱始めたワイン(だったはず)で、普段飲みのお気に入りです。

開栓即でも思いの外飲みやすくて、アレーって思いつつ、前回の2012に較べて2013は最初からバランスがいいです。感じ方によっては、過熟ぽさがあるようにも感じることも。2013年のブルガリアの夏は暑かったのでしょうか。

タンニンも細やかでそれなりに目の詰まった味わいで、甘酸渋のバランスも良く、これぞ正しく旨安でしょう。コルクも50mmとしっかりしてますし、こんなワインに出会うと、ピノの本家本元フランスも蒼白になるのでは。全く世界は広いですね。



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カンティーナ・ディオメーデ ラーマ・ディ・ムッチ シャルドネ 2013

2014-12-01 | イタリア
Cantina Diomede Lama di Mucci Chardonnary Puglia 2013

Vintage2012に続いて2013です。昨年、思い掛けず見つけたプーリア州の白ワインで、CD100%のワインです。前回の’12でも感じたのですが、優しさと角の取れた味わいが四恩醸造の「窓辺(橙)」とイメージが重なります。

’13でメチャ若のみですが、既に十分な果実味とさらっとした酸がバランス良く、飲みやすい普段飲みワイン。初めて飲む人にはこのワインの価格にはビックリかもしれません。 



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