尚monaさんの自然日記

自然観察の写真。猫のこと。おいしい食べ物のこと。

秋の気配の大和葛城山

2016-08-29 23:26:26 | 自然観察

  こんばんは、尚monaです。

  昨日の続きで、秋の気配の大和葛城山の様子です。

  なんとか、間に合ったオオナンバンギセル(ハマウツボ科)。

  

  ナンバンギセルは万葉集に「思い草」という名で詠まれた日本古来の植物でありますが,

  1600年頃,ポルトガルなどの南蛮船でタバコが渡来,その喫煙具のキセルに似ていたことから

  ナンバンギセルと呼ばれるようになったと言われています。

  

 

  ツリガネニンジン(キキョウ科)。

  

  和名の由来は、花が釣鐘状で、根が朝鮮人参(チョウセンニンジン)に似ているところからきています。

  

 

  コオニユリ(ユリ科)。

  

  

  花の色や形から、赤鬼を連想させることからオニユリの名に。

  

  

 

  秋の七草のひとつ、オミナエシ(スイカズラ科)。

  

  

  「おみな」は「女」の意で、「えし」は古語の「へし(圧)」で、美女を圧倒する美しさから名づけられたそうです。

  また、もち米でたくごはん(おこわ)のことを「男飯」といったのに対し、

  「粟(あわ)ごはん」のことを「女飯」といっていたが、花が粟つぶのように、黄色くつぶつぶしていることから、

  「女飯」→「おみなめし」→「おみなえし」 となった、との説もあります。

  

  

  

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする