豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本文化を見直そう…北斗市

2015-12-19 14:24:52 | ファース本部

真夏に雑誌社の記者さんと、ある古いお寺を訪問する機会がありました。
真夏なので彼は裸足だったのですが、畳の座敷に上がる際にはカバンから靴下を取りだして履いていました。それの行為が極めて自然なのに感銘を受けたことがあります。

和室に裸足で入り込むのは失礼なのです。
畳の縁は踏まないようにする。座布団には勧められるまで座らない。
少なくとも和服を着込んで和室を使う場合は、その作法くらいを身につける必要が。
面倒な習慣作法をと思うのですが日本文化の根源には人間力を高める効果があります。

マンションなどの洋式スタイルで生活は、和室のような煩わしさはありません。
とても便利で合理的な生活が営めます。その煩わしさを緩和した分が無機質となります。
暮らしの中に和風文化のあることは、日本人の私達に諸外国の方々が持ち得ない独自のマナーが身に付きます。日本人の行儀の良さは、この和の文化から来ているようです。

昨今は和服を着る機会が少なくなりました。
日本人の伝統文化を継承するためにも和服を着る機会を多くしたいものです。
写真は弊社の工務店部門「フクチホーム」で施工したファースの家の和室の畳縁に、さり気なく入れた桜の刺繍です。畳縁を踏まないようにと先人達が言う意味が分かります。

日本の技術は正確で精度が優れているのも、和の文化を身に付けた影響とも思われます。
昨今は私達がつくるファースの家も洋風が多くなりましたが、出来るだけ和室を入れるように提案しています。畳、床の間、床柱、長押、欄間、襖、和障子などに触れる何となく癒されるのは、日本人の多くの方々に和心が潜在しているのだと思われます。

さて、今日は土曜日で当番勤務のスタッフは三々五々と帰って行きました。
私も引き上げて読書にも講じます。

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