
ファース工法専用トリプルガラスとは…北斗市・本社
普通の1枚ガラスは、「フロートガラス」と呼んでいます。
透明度がよく、光もよく通し、一般的に用いているガラスです。
ガラスを二枚合わせ、その空間に乾燥空気やアルゴンガスを封入したものをペアガラスと云います。
単板ガラス(1枚ガラス)よりは、はるかに断熱性能が高まります。
一枚ガラスの熱伝導率は、1.5w/mk くらいです。
木材の熱伝導率が0.15w/mkくらいですから10倍も熱を伝えます。
ちなみに空気の熱伝導率は、温度によって異なりますが、気温20度で0.026w/mkです。
ペアガラスは、その一桁も熱を伝え難い空気をガラスとガラスの合間に納めました。
単板1枚ガラスでもそのガラス面には、空気熱伝達抵抗値と云うのですが、空気の膜が張り付いており、それが幾分かの断熱性を持っています。
その空気をガラスの間隔を空けたペアガラスに封入させると断熱性能は、更に向上します。
ガラスの内側面Low-E機能と云われる金属(銀など)粒子をコーティングさせると、断熱性能は飛躍的に高くなります。
Low-Eペアガラスの断熱性能は極めて高くなるのです。
画像は、私が開発したファース工法の専用トリプルガラスです。
3枚のトリプルガラスの外ガラス面と内側ガラス面の双方には、Low-Eを持たせました。
ペアガラスの場合は、一面にしかLow-Eを付けられません。
それは、ハブリング現象と云って中間の熱がLow-E機能に反応して乱流するからです。
トリプルガラスは、真ん中のガラスが乱流防止するため、一気に断熱性能が高くなります。
ファース工法専用ガラスは、栃木県那須塩原市の星野アルミ建材、磯副社長の世界一断熱性能の高いガラスを創り出すと云う執念が成したものです。
このガラスの熱貫流率は、0.066w/mk の性能が出ており、まさに世界一の断熱性能です。
その磯副社長は、このガラスが完成して間もなく癌を患い亡くなりました。
まさに命を掛けたモノづくりを成功させたのですが、心より敬意と哀悼の意を表します。
https://blog.goo.ne.jp/fas-21
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