親不幸の子供ほど、その親を亡くした際の後悔や哀しみは大きいと云われます。
ヒトの寿命は、年齢順で終焉してゆく訳ではありません。
しかし多くは祖父母、父母の順で旅立って逝くことでしょう。
誰もがいつかは終わる人生なのですから。
いつも口煩い母親がおり、口のきかない頑固父親がいました。
そのような父母が傍にいる時は、有難さなどを感じないものかも知れません。
自分にも子供が出来て、子育てに奔走してから親の苦労を実感するものです。
人との関わりの尊さは、その関わり方で感じ方が異なるとも云われます。
父母や保護者を敬い、その笑顔を懐かしみ、自然の尊さ、伝統の大切さなどは、失ってから気付く事が殆どだと思われます。
私達は失って気付くこと、そして失って得ることも多いのだと思われます。
それは親や保護者だけではありません。
写真は、昨年亡くなった前北海道ファース会会長で札幌市のFAS加盟工務店、桧山建設綜業前社長の桧山良秀さんです。
彼は名門大学を卒業し、一流企業から家業を継いで工務店経営者になったヒトです。
ファース本部の私とは、度々意見衝突を起こしていたものです。
彼が亡くなって一年以上も経ちますが、今となって桧山さんの存在の大きさや深く敬愛していたことをジワジワと感じてきたしだいです。
今は亡き桧山さんとは、もっとフランクな付き合い方があったように思えてなりません。
さて、今日は2時間の講義を終えてこれから懇親会があります。
この場に桧山さんがいれば話したいことがたくさんあったような気もします。
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