豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本各地の家と温湿度…北斗市

2019-06-17 17:47:03 | ファース本部

今日の北海道北斗市の気温13℃、札幌12℃、網走8℃となっております。
ちなみに今日の沖縄は気温26℃ですが、湿度95%になっています。
私達ファース・グループは、本州北端の紋別から南端の大隅半島までFAS加盟工務店がファースの家を建築しております。

7月には、沖縄県那覇市にも「幸健ホーム」さんが、ファースの仲間として加盟します。
ファースの家は、省エネで冬温かく、夏涼しく、全館を同じ温度と湿度をキープすることをコンセプトに開発された住宅システムです。
写真は、その要となる床下に敷く、空気清浄調湿材ファースシリカです。
単に高気密・高断熱だけでは沖縄のような亜熱帯地域には多湿の課題を解決できません。

沖縄には、コンクリート住宅が多く、湿度管理がなされていないため、カビの発生を要因とした疾患率がとても高いとされます。
幸健ホームさんが着眼したのはファース工法の調湿性能だったようです。

沖縄に冬はありませんが、多湿と云うとても難解な課題があります。
写真のファースシリカは、湿気を吸着し、気温が上ると放出して家屋内湿度を一定化します。
沖縄以外の都道府県すべてには冬があり本州最南端の大隅半島でも真冬は、0℃近くまで下がりますが無断熱の家も多く存在します。

北海道で断熱材のない時代には、呑み過ぎ寝込んで凍死した事例がいくつもありました。
温暖地はそれ故に断熱意識が希薄で、無断熱住宅での疾患率が極めて高い現実があります。
そうは云え、多湿状態の温暖地では湿気の吸わない断熱材が必須となります。
断熱に加え気密性能は必須ですが、空気清浄と調湿効能のあるファースシリカは、まさに魔法の砂とも云えそうです。

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