先般、北海道のブラックアウトでは、私達が電気に依存して暮らしていのを痛感しました。
電気がなければオフィスの照明がつかずに暗くなるだけでなく、電話もパソコンも総てが使用できなくなります。私は出張中で副社長が、全スタッフに帰宅待機を指示致しました。
冷房はもとより、石油ヒーター暖房機も電気がなければ動きません。
今や停電で暗くなり、ロウソクを灯したなどと悠長なことではなく、冷蔵庫もダメ、テレビもダメ、炊飯器もダメと生活の総てが立ち往生してしまいます。
電気は人の暮らしにとって空気のような存在になっていたようです。
ところがその電気を供給するには、様々な設備を用い、多くの人々が安定供給のために24時間体制で働いています。
今回のブラックアウトは、北海道電力の中核を担う苫東発電所が深度7の直下大地震で、発電機1号機に続き、2号機も壊れ50Hzの電力を供給することが出来なくなりました。
電力会社は50Hz(北海道電力、東北電力、東京電力以外は60Hz)をプラスマイナス2Hz以内で送電し、その枠を逸すると私達消費者の機材や送電器材まで破壊させてしまいます。
北海道の泊原発は現在、スタンバイ状態で稼働待機中です。
原発稼働はイデオロギーで論じられているように感じます。
安全性を担保できたら「次を造らない」を前提に「稼働させるべき」が私の持論です。
今日は赴任挨拶でご来社された北海道電力函館支社、支社長の大滝真理子さん(私の隣)、古川利昭さん、担当の出村泰弘さんと現在の電力事情についての意見交換が出来ました。
冬を控えての厳寒地北海道は、電力の安定供給が必須であります。
北海道は、苫東発電所の停止で綱渡り状態が今の電力事情であることを知るべきです。
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