日本全国に私の仲間の工務店経営者は187社あり、それぞれの社長が存在しています。
この道南北斗市は、函館市の西に隣接しており、北海道でも穏やかな気象の地域です。
真冬でも氷点下10度を下回る事はホンの僅かしかありません。
同じ北海道でも旭川市などは内陸のため、氷点下20度の日々が続く事もあります。
とにかくこれからは、半端でない寒い気候となります。
一方、夏場の北海道内陸は気温+30度、酷い時は+35度まで上がる場合があるのです。
つまり北海道でも暖房装備は勿論、夏場の冷房対策が必ず必要になります。
昔は湿度の低い北海道など、窓を開けておけば過ごせる暑さだった記憶があります。
温暖化の影響なのか北海道の夏の暑さも、冷房なしでは過ごせなくなりました。
温暖化の影響もあるでしょうが、住宅の断熱性能が飛躍的に高くなり、取込んで日射熱を逃がさないため暑くなる理由もあります。
一方、北海道から津軽海峡を渡って本州に入ると一気に高温多湿の気候になります。
気温30度、湿度50%の場合は、湿気の持つ熱が34度もあります。
つまり気温30度と湿気の持つ熱(潜熱と云う)34度を合わせた全熱が34度となります。
潜熱は、私達には直接感じる熱でありませんが、エアコンのフィンに触れると一気に34度分の熱に変わります。この潜熱を抑制しなければ省エネ冷房となりません。
また暖房においては、気温が上がれば湿度が下がります。
これは、湿度を%で表記おり、気温が抱えられる湿気の量の割合を示しています。
したがって気温が上がれば、湿気の割合が下がるはセオリーなのです。
したがって湿度の事は相対湿度と云い、本当の湿気の量は絶対湿度で示します。
ちなみに理想的な気温20度、湿度50%の時の絶対湿度は、7.3gですが、気温30度の湿度50%の絶対湿度は13.3gとなり、10度の差が6gも多く湿気を抱えます。
全国の外気の絶対湿度は1gから35gくらいまでとなります。
私達のファース工法は、床下に敷いたファースシリカ(写真・約200リッター水を抱える)の効能で、年間を通じ絶対湿度を4gから10g位まででキープしています。
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