断熱や気密性能のない家をオール電化にすると、冷暖房費がとても高くつく場合がある。
家の断熱性能を極めて行けば、冷暖房機器のエネルギー消費効率を高められます。
家の断熱性能と使用方法を冷暖房機器の特性とフィットさせる工夫が必要です。
私は34年前の昭和60年に家屋内の湿度を一定化することを目的で、燃焼機器を一切使わない電化住宅をつくりました。
おそらくオール電化住宅の創設者とも云われる理由なのかも知れません。
一億総バブル時代があり、土地価格は必ず上昇するから買わないのは無能者だとも云われたものです。
冷静に見れば誰もがバブルだと解ったはずです。
今日2018年10月10日も、バブル経済真最中にありそうです。
600万戸もの家が余り、少子高齢化で住宅建築が増える要素などはまったくありません。
国債発行の力づくで、経済の活性化をさせているバブル経済とも云えそうな気がします。
その牽引力は、まさに我々住宅関連業であり、建築業の活性化は様々な業種も潤います。
しかしながらいつの時代にもバブル経済は必ず収束してしまいます。
建築業でバブル経済と云えないのは、ヒトの暮らしのなかで必要な建築です。
リフォームや建て替え需要などに徹しているとバブル崩壊の憂き目に遭う事もありません。
写真は昨年に受賞したハウスオブザイヤーエナジー特別賞ですが、バブル経済に左右されない、徹底した省エネ健康長寿命の家づくりにこだわった作品でした。
今日もFAS加盟工務店さまの2018年度ノミネート作品の要点執筆を行っておりました。
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