豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

各種断熱材の長短を…北斗市・本社

2023-05-28 16:20:00 | Weblog
各種断熱材の長短を…北斗市・本社
私達がファース工法の構築に至るまでは、多くの紆余曲折がありました。
日本の断熱基準は、グラスウール断熱材の使用を基軸として構築されていました。
当然、私もグラスウール断熱材で家づくりを行う工務店だったのです。

何度も偉い先生方の講話や文献で勉強し、グラスウール断熱材は、「乾燥した空気を静止」させることで断熱効能が高まることを知ります。
この「乾燥した空気を静止」させることの難しさを後日、痛感することになります。

グラスウール断熱材は、壁の中、床下、天井上から暖房した暖かい空気、冷房した冷えた空気を逃がさない、または入れない事が目的です。
それには湿ったグラスウール断熱材では、乾かない湿ったコートを着ているようなもの。

特にグラスウール断熱材の充填施工の仕方によっては、どんなに高性能グラスウールでも効果を発揮しません。
そもそも、床下や壁の中に充填したグラスウールを、「恒久的に乾燥状態にし続ける事」に疑問を持つようになりました。

ところがスチレンフォームは、ガスが抜けると縮み易いのです。
現在はガスの抜けない素材も出来ましたが、70度以上の熱を受けると経時劣化します。
ウレタンは可燃性であり、燃えないウレタンはありません。

しかし辿り着いたのは、この可燃性の高いウレタン断熱材を採用して、火炎が入っても酸欠を起して燃え上がらないような工法を研究開発して特許化しました。
今日は、一般ユーザーさんからの断熱材相談の対応で日曜出勤しました。
北斗市は強い雨となり、水不足の農家さんには恵みの雨です。

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