豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ファース検査員講習会後期…北斗市・本社

2023-10-05 17:08:06 | Weblog
ファース検査員講習会後期…北斗市・本社
日本の住宅寿命は、30年だと建設白書にも明記されています。
30年で家が朽ち果てる訳でなく、人がその家を叩き壊しているのが実状です。
住む人は、この家に住み続けよう言う意欲を逸しさせるような家なのでしょう。

住む前は、外観の美しさ、内観のゴージャス雰囲気などに魅されます。
多くのお施主さまは、実際に住んでからの空気の在り方などに無関心なのでしょう。
空気などは目に見えず、ハウスメーカーや工務店側もアピール力に説得力がありません。

見た目の美しさも大切な要素である事に違いはありません。
住んでから省エネで快適な空間かどうかは、計画段階で検討される機会が少ないのです。
一生涯に一度の家づくりなのにも関わらず、冷房費、暖房費の事は、後回しになります。

部屋ごとの温度差が少ない事は、結露の手前で発生するハウスダスト抑制に必須です。
住宅を供給する側のハウスメーカーや工務店は、温熱性能の認識が希薄となっています。
30年で叩き壊すような家は、住んでからストレスが増大して我慢の限界が来たのです。

住むほどに家に対する愛着が増大する家づくりの在り方を私達は研究開発しています。
今日は、ファース検査員講習のため全国各地からファース本部北斗市本社に「FAS加盟工務店」の方々にご来社いただきました。

左の私の隣から福岡市のモリタ建設・松永健司さん、社長の森田健治さん、秋田県仙北市の寺沢工務店・三浦富和さん、金谷人也さん、鈴木 匠さん、青森県八戸市のワコウ建設・宮田沙織さん、北海道美幌町の山岸工務店・武田姫乃さん、北海道岩見沢市の三宅伸幸さん、辺見 聡さん、ファース本部研究開発室の藤木幸太です。

今日は熱損失計算などの複雑な公式等を勉強して頂きました。
明日は、実地研修の後に考査試験を行い、70点以上を取った人に「ビルディングインショレーションスペシャリスト」(BS)と同等のスキルがあるとする認定書を授与します。

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