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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

トリプルガラスの開発経緯…北斗市・本社

2025-07-24 17:16:17 | Weblog
トリプルガラスの開発経緯…北斗市・本社
今日の最高気温は、北海道内の帯広市や北見市で37度にも達したそうです。
さて家づくりの際には、必ず窓を取り付けします。
窓の大半は、ガラス面が占めており、そのガラスの性能が大切です。

一般的な単板ガラス(フロートガラス)では、直接太陽熱を入れると時間当たり1㎡から500カロリー(約430w)の熱を入れます。
これは、2㎡になると1kw近い熱を家屋内に入れる事になります。
真冬の場合は、その熱を暖房に活用できますが、冷房には負荷が大きくなります。

ファース工法は、トリプルガラス(3枚ガラス)にし、外側ガラスに遮熱用のLow-E機能を持たせました。
夏場の太陽高度の高さを活用し、その熱を跳ね飛ばして入れないようにしたのです。
冬場は、太陽高度が低くなるため、太陽熱を導入する事が出来ます。

このトリプルガラスにする事で、内側ガラスにもLow-E機能を持たす事が出来ます。
複層ガラス(ペアガラス)の場合は、片側しかLow-E機能が作用しません。
ペアガラスで双方にLow-E機能を付けると、ガラスの間のハブリング現象で断熱性能を出せません。トリプルガラスでは、真ん中のガラスがこのハブリング現象を抑えるのです。

この専用ガラスを構築するまでには、栃木県那須塩原市の星野アルミ建材さんの磯副社長さんに何度もサンプルを創って貰い、50回くらいの試験を行いました。
この専用ガラス(画像)を構築して間もなく、磯副社長は癌疾患で亡くなりました。

磯副社長の想いは、省エネで夏涼しく、冬暖かい家づくりを行いたいと強い意志でした。
私達は、磯副社長が創り上げたガラス使用の家を、日本中に一棟でも多く建てることです。

https://www.lthomes.jp/fas-house/
https://blog.goo.ne.jp/syatyo-001/
https://blog.goo.ne.jp/fas-21/
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