生活空間の中では、湿気、気温、停滞空気でカビの発生がし易くなります。
菌類の仲間であるカビは、私達の身の回りに多く発生している場面を目にします。
カビは、食品を腐らせ、建物の壁、カーテン、浴室などに生え、独特の臭いを出します。
これらのカビの多くは、地べたの土壌からと考えられています。
それが乾燥した状態にあると空気中を浮遊し始めることになります。
カビの形態は、細胞が糸状につながった細胞です。
空気中には、胞子の状態か糸状に繋がった菌糸(真菌)の一部が浮遊していると云います。
私達が供給しているファース工法の家は、床下に敷設したファースシリカで空気洗浄と調湿を行っており、空気汚染物資(VOC)が殆どありません。
しかし、外から換気や開口部、ヒトの出入りなどで侵入するカビの胞子(真菌)対策は、システム化しておりませんでした。
ファースの家は、カビの発生する環境になっていないと云う驕りもあったかと思います。
ファースの家も部分的なカビは発生しており、外気の真菌の影響です。
科学者の論文でも外気の真菌が多いようで、それが家に入ってカビとなっているようです。
ファース工法でPM2.5や黄砂などは、標準装備されたAIキットで除去できますが、真菌までとなると専用の電気式集塵機を備える必要があります。
現在は、(株)トルネックス社の「クリーンファンネル」で花粉や真菌の完全除去を行う方法を採用しております。これはオプション仕様であり、標準化にする時期に来ていそうです。
今日は、トルネックス東京本社から、営業部長の山口晃さん(写真私の隣)と、営業課長の伊藤千佳子さんがご来社されました。左は智社長です。
外気真菌は、気管支炎など呼吸器疾患の要因となる場合があり、ファース全棟の標準化に向けて準備を進めて行く予定です。
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