豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人は石垣、情けは味方…函館市~北斗市

2016-03-21 15:52:51 | ファース本部

武田信玄の有名な格言である。
「人は城。人は石垣。人は濠。人の情けは味方なり。」
どれだけ強固な城壁をつくっても、人の心が離れれば世の中を納める事など出来ないと。

現在の政治家にも言えそうな格言です。
武田信玄は父親を追放して家督を継ぎ、実の息子を謀判の疑いで切腹させるなど、非人道的な一面を持ちながらも領民からは慕われ、配下からは信頼を得ていたといいます。

戦国大名の領民を守るため時に鬼となり基本的には、人を大切にした武将だと。
この武田信玄は、戦国最強とまで言われた武田軍を作ることが出来たと言われます。
写真の石垣の下の地盤固めに幾層もの大石、小石、砂を押し固め、武田信玄は、その仕事に携わる職人達を敬い、大切にした武将だったとも伝え聞きます。

私達の家づくりは、まさに人が基礎、柱、そして人の情けを求む典型かも知れません。
私達経営者は、掛け声だけを叫んでみても「笛吹けど誰も踊らず」となります。
モノづくりは、人づくりの延長にあると思えば解り易いのです。

今日は妻に促され、私の父、菊の丞と、母、アキの彼岸墓参に行ってきました。
早く亡くなった父の菊の丞は、ひとり息子の自分には常に鬼のような存在でした。
しかし、母をとても大切にしたとも言い「父母あり、我ここにあり」ですよね。

私は晩年しか知りませんが若き日の父は、大勢の部下を率いた大人物だったと言います。
スケールは異なるにせよ、父も信玄に似たような一面もあったのかも知れません。
さて、三連休は最終日、仲良しマスターのいる函館の喫茶オーパで食事を済ませました。
帰社して急ぎの原稿執筆を書き終えました。帰宅してテレビと読書で休養します。

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