豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

「義」を重んずると…北斗市~函館空港~羽田空港~東京大崎

2009-06-16 22:40:23 | ファース本部
正義を貫くと言って大臣を辞めた人がいます。自分の意見にそわない人は、不正義だと言うのでしょうか。世の中は自分の意にそわない事の方が圧倒的に多いのですから、すると社会は不正義と言う事になりそうです。

一宿一飯の恩義に報いるために、自分の命を差し出したと言う話があります。
まさにたった一泊の宿を貸してくれて、たった一食の飯を食わしてくれた人が、死の極致に達した事態に遭遇し彼は命がけでそれを助けたと言う話です。

この話を聞いて多くの人は、まさに浪花節だとして一笑にふす人々が多い事でしょう。義理人情を地で行く任侠の世界では、そのような事が当たり前だったと言う事です。戦争の殆どが正義を掲げています。国を奪いその民の命を絶つ事も正義だと言うのです。

「義」が正しいかどうかは、その行動が社会に貢献した程度が尺度となり、それは過去の歴史の中で判断されるのでしょう。また、義理、恩義、正義などと「義」を用いる言葉は多くありますが、自分だけの価値観で「義」を唱えている場合も少なくないようです。

私自身も「義」と言う文字が大好きですが、昨今は、一宿一飯の義理人情、恩義に報いるなどの、浪花節的な話がとても少なくなってきたように思われます。
人々が支え合い、分かち合うには、万人に通ずる「義」が必要のようです。

今日は、永いお付き合いであった資材商社の役員が、定年リタイヤの挨拶に見えられました。彼は、40年もの長きに渡り、活動の場を与えてくれたその会社と言う組織と、多くの社員達に、リタイヤ後はその恩義に報いたいと話しておりました。

彼なりの「義」を感じているのしょう。その言葉に感銘して今日のコラムとなりました。今日、全日空の最終便で東京に移動して来ましたが、写真は函館空港の搭乗口でいつも爽やかな笑顔で送ってくれる地上スタッフの方々です。

ところが飛行機は、羽田空港に無事、着陸したのですが連発の雷攻撃で地上作業員の作業が出来ず、飛行機の中で20分間待機でしたが初めての経験です。
明日は東京都内で午前と午後に、異なる内容のファース研修会を開催し、講義を行います。

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