豊かな森林をつくっているのは、一本、一本の樹木が織りなっているかなのでしょう。
木々の間にこぼれ日が差し込み、その陽射しによって樹木の種が育ち、長い期間を経て大樹となります。木々の表情や育成状況は、豊かな森の根源となっています。
小さな数値に拘り、完璧に仕上げるため尽力するのは、我日本人の特性のようです。
しかしながら小さな事を気にし過ぎて大切な部分を見落としていないだろうか。
「木を見て森を見ない」と言う格言になった気が致します。
私達が行う家づくりでは、竣工するまで表面に出ない部分での細かい技能と技術が濃縮されているのです。ミリ単位の小さな仕上げ材の隙間を気にするよりは、家を支える地盤補強、住んでから気付くことになる断熱性能などがはるかに重要です。
家の上手な売り方は、見える部分を強調する方が得策だと言われます。
売り手も買い手も見えない部分の強度や温熱性能より、美観ばかりを先行するようです。
もうユーザーさんも気付き始めています。「樹と森を一緒に見る」ことが肝心なことを。
さて、今日は北斗市内に建築するファースの家の地鎮祭を行ってきました。
陽当たりのより住み易い敷地でした。冬越しの工事となりそうです。
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