豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

省エネ説明の義務化が近くなる…北斗市

2020-04-08 17:52:01 | ファース本部

緊急事態宣言が出され私は初めての経験ですが今日の東京都で144名の感染者が出ました。
東京事務所(写真)に3名の社員がおり、長男と長女の家族が東京に住んでいます。
東京事務所スタッフにはシフトを組ませるよう社長から指示をしたようです。
心配をしながらも、ひたすら安全を祈るしかありません。

さて、今日は終日にわたり原稿執筆と問い合わせ回答を行っておりました。
来年からは省エネ基準から「説明義務化」になります。
「基準」つまり一定の省エネ性能の目安を示したものです。
来年2021年4月からは断熱性能を設計者がお施主様への説明が「義務化」となります。

建築する住宅は、一定以上の「断熱性能」でなければ、お施主様が納得できずに契約を渋るということも想定されます。
この高気密、高断熱の言葉は知っておりますが、中途半端な断熱材の充填は、家を腐らすなどの弊害なども少なくありません。

グラスウール断熱材の10㎏(㎥あたりの重さ)を16㎏にしたことで断熱住宅、24㎏にしたことで高断熱と定義づけしている工務店も存在します。
今後は、家づくりで気密と断熱を行い、熱損失係数(Q値)を示した温熱性能の説明が可能となる計算書が必要となることでしょう。

ハウスメーカーなどは、いち早く温熱計算ソフトを開発して対応し始めております。
一般の地域工務店は、その対応に右往左往しているのが現状と言えます。
ファースの家は、全棟を温熱計算書とその根拠を記述して提出しています。
今日は、メールでの相談回答と新聞社へのコラムを執筆しておりました。

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